事業統括ルームから

新年度の初めに(令和2年4月2日)

 2019年度末から2020年度の始まりは、新型コロナウィルスへの対策の話題でもちきりです。マスク不足ばかりでなく、学校の休校や卒業式・入学式の延期、医療崩壊や都市封鎖など物騒な話題にも事欠きません。県内では、これ以上感染者がでないことを願うばかりです。

 

この間の経緯をみてみると、私たちの暮らしや生活は、いろんなつながりをもって成りたっていること、しかもグローバルにつながっていることがわかります。医療的には一国を封鎖すると効果がみられますが、経済的には物流が止まり各種の産業や一人ひとりの暮らしそのものが成り立たなくなってしまいます。

 

スポーツや文化イベントも同様です。さくらマラソンの中止には驚きましたが、その後の大相撲やプロ野球、Jリーグ、はてはオリンピック・パラリンピックの延期には、半分予想はされていたものの驚きは禁じえません。

 

ふだんは意識していなくとも、私たちの生活は仕事や学校ばかりでなく、各種の文化・スポーツ活動が深く根付いていることに改めて気づかされたような気がします。テレワークやタブレット授業(遠隔授業)の様子をみると、新しい技術はこれまでとは違った働き方や学び方を提示しているようにも思えます。

 

改めて気づかされたり、新しく気づかされたりの毎日です。おそらくこの一年は、気づきの連続でしょう。私たち一人ひとりが今までのライフスタイルを見直すとともに、人類の英知の可能性をみる一年になるのではないでしょうか。

 

2020年度もよろしくお願いします。                     2020年4月

上野 景三 
 アバンセ事業統括 上野 景三    プロフィール


 アバンセ事業統括

   西九州大学子ども学部子ども学科教授

   前日本公民館学会会長

   佐賀市在住

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