令和5年度 博士証書授与式(7/25,12/10,3/21)
県民カレッジ夢パレットさがでは、最高単位である「夢パレット博士」(500単位)を取得された方を対象に、博士認定証書の授与式を執り行っています。
2024年2月末現在、753名の夢パレット博士が誕生しました。
皆さんも県民カレッジに入学して、愉しく学びを続けてみませんか?
「夢パレット博士」認定証書授与式 令和5年7月25日(火) @アバンセ特別会議室
この日は、令和5年2月から6月の間に夢パレット博士の申請をされた中から、2名の博士が授与式に臨まれました。
受講した年は違えども(公財)長寿社会振興財団が主催する「ゆめさが大学」や、佐賀市主催で平松老人福祉センターで開催されている「清風大学」などで、6年~8年をかけて博士を取得され、現在もなお、それぞれに継続されています。
会場に掲示していた過去の授与式の写真から、共通の知り合いを見つけておしゃべりするなど、開式前にはすっかり打ち解けられた様子でした。
田口香津子県民カレッジ夢パレットさが副学長(アバンセ館長)から博士証書が授与され、授与式は厳かに進みました。その後の歓談ではスタッフも同席し、マジックや自転車での日本一周の話など、学びの成果の一端を披露された時には大いに盛り上がりました。
マジッククラブの仲間と高齢者施設へ慰問されている徳永さんの話や、熊本地震の際に、仲間と一緒にうどん1,000食の炊き出しボランティアをされた西さんの話も、どちらもスタッフの心に深く染み入りました。
田口副学長が、式の冒頭に話された「他立、自立、貢献」という人の行動のうち、まさに「貢献(自分のやりたい事が結局は人のためにもなっている段階)」に当たるお二人から、たくさんの興味深い話が伺えました。
好奇心と愉しむ気持ちを忘れずに、共に学ぶ仲間を大切にされているお二人の、今後の更なるご活躍をお祈り申し上げます!
【博士第725号】西さん 自転車での日本一周の話 【博士第732号】徳永さん 学びの成果マジックの披露
【博士さんの声】
- 学びを続ける秘訣は仲間を作ることです。今後も、山をきれいにして災害を防ぐ活動や、佐賀にわかなど、ボランティア活動を続けていきたいですね。
- 繰り返し学んでいますが、毎回新鮮に感じます!積極的に人と接すること、クラブ活動や仲間との食事会など、楽しみを持つことが学びを続ける秘訣です。
「夢パレット博士」認定証書授与式 令和5年12月10日(日) @県民カレッジの集い
今回の博士証書授与式は、年に一度開催している講演会「県民カレッジの集い」の第1部で行いました。
講演会のメイン会場となるアバンセホール、サテライト会場の有田町生涯学習センター北館、そしてオンラインライブ配信に申し込まれた多くの受講者に、博士証書授与式の様子もご覧いただきました。
【左から講師 谷本道哉さん、博士第737号 重松さん、以下ジュニア博士第23号 井上さん、第24号西山さん、第25号菅井さん、田口香津子アバンセ館長】
この日はジュニア博士3名を含む4名の博士が、アバンセホールでの授与式に臨まれました。
県民カレッジ夢パレットさが副学長でもある田口香津子アバンセ館長から証書と記念品が授与されると、会場からは温かい拍手が送られました。
その後、博士の皆さんは、これまでの学びの中で心に残っている想い出について、田口館長からインタビューを受けました。
- インタビュー(一部抜粋)
博士第737号 重松さん
「ゆめさが大学や吉野ヶ里ふれあい大学での、友人との関りが学びを続けるモチベーションになっています」
ジュニア博士第23号 井上さん
「県内の少年自然の家の講座に参加したことで、自己管理と自主的な行動がとれるようになりました」
ジュニア博士第24号 西山さん・ジュニア博士第23号 菅井さん
「ボランティアガイドとして、多久聖廟に観光に来られた方々に孔子様や多久聖廟のことを説明しています。中国からの留学生や、約50人の観光客を2人でガイドをしたことが心に残っています。ガイドの後、観光された方が800円くださって、そのお金を使って、ガイドのみんなにお菓子を買ってもらったことが嬉しかったです♪」
博士の皆さんの「学びのアルバム」の1ページを垣間見る時間となりました。
ありがとうございました
「夢パレット博士」認定証書授与式 令和6年3月21日(木) @アバンセ特別会議室
この日は、令和5年12月から令和6年2月の間に夢パレット博士の申請をされた中から、2名の博士が授与式に臨まれました。
田口香津子県民カレッジ夢パレットさが副学長(アバンセ館長)から博士証書が授与され、その後の歓談では、お二人が博士になられるまでの軌跡をお話しいただきました。
自分が行ける範囲で講座に参加して、シールを1枚、時には2枚もらっては、県民カレッジ手帳に貼ることが楽しみだと仰る杉原さん。病気を患ったことがきっかけで、周りへの感謝の気持ちを持ちながら学べる時に学ぶと決め、それを長年続けていらっしゃる篠町さん。
最初はとても緊張されていましたが、次第に笑顔とジョークを交えながら、それぞれの博士取得までの9年間と6年間をふりかえられました。
「自分にとっては当たり前のことをしてきただけです。何事も経験と思い今日の授与式も参加しました」と仰るお二人の姿勢は、田口副学長が式の冒頭に話された「生涯学習歴を深めながらも謙虚でい続ける『実るほど頭を垂れる稲穂かな』」という言葉を体現されていました。
好奇心と愉しむ気持ちを忘れずに、自分の身体と相談しながら地道に学び続けるお二人の、今後の更なるご活躍をお祈り申し上げます!
【博士第747号】杉原さん 【博士第753号】篠町さん
【博士さんの声】
- ボランティア活動とは思わずに人と接しています。関わることでこちらが喜びを頂いています。ウォーキングは無理をせずに、後からついていくことが続けるコツでしょうか。
- 健康に気をつけながら学び続けています。身体に良いとされるヨガを習ったので、今でも続けています。
県民カレッジでは、既定の単位数に達した入学者へ、認定証書を発行しています。
手帳が単位シールでいっぱいになった時は、ぜひアバンセにご連絡ください。