令和7年度地域未来おうえん講座(佐賀市立富士公民館)を開催しました
- 【地域未来おうえん講座について】
佐賀県立生涯学習センターでは、市町、公民館等との共同企画で、地域課題の解決を解決するきっかけとなる講座を開催しています。《令和7年度は佐賀市、有田町の2地域と共催》
佐賀市社会教育課と佐賀市立富士公民館との共催で
「富士発信計画進行中」を開催しました。
講座名「富士発信計画進行中」
富士町は佐賀市北部に位置し、豊かな自然と古湯・熊の川温泉を有する緑と清流と温泉の町です。風情ある観光地である一方で、町内の各地区では古くから続く行事を大切に継承し、地域活動に取り組まれています。
近年人口減少や高齢化が進む中、地域の魅力を発信することでまちに人を呼び込む取り組みとして、情報発信について学び考える4回連続講座を開催しました。
第1回 「出発進行!わくわくイベントの伝え方」
【日時】2025年8月3日(日) 11時00分~12時00分
【講師】最所 美由紀さん(佐賀シティビジョン株式会社 制作部制作課アナウンス係課長)
第1回は「出発進行!わくわくイベントの伝え方」をテーマに開催しました。
講師はぶんぶんテレビアナウンサーの最所美由紀さんです。
最所さんご自身も富士町で密着取材を行い番組の制作されており、何度も足を運びたくなるほど富士町がお好きとのこと。
講師 最所 美由紀 さん
講座では、マスメディアで活躍されているご経験をもとに、情報の出し方や意識していることなどのお話しをしていただきました。
また、同日開催したイベントのテレビ取材の様子を見学しながら、講師の最所さんから、撮影の工夫や仕上がりを意識した取材について説明をしていただきました。
講座の後半は参加者から最所さんに質疑応答の時間。時間が足らないほど手が上がり、それぞれの活動の中での困りごとや悩みの解決の糸口を尋ねていました。
参加者の感想
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撮影の場面から講師の話まで非常に参考になった。また、講師とのつながりができてよかった。
- 対話型の研修がよかった。尋ねたいことを他の人が質問してくれたりして、研修できたのがよかった。
- 地域の方々が自分たちの住むところを盛り上げたいという気持ちが伝わりました。
第1回講座だより (1925KB; PDFファイル)
第2回 「テレビ報道のプロが伝える 富士よかとこ発信のキホン」
【日時】2025年10月8日(水) 18時30分~20時00分
【講師】峰松 輝文 さん(株式会社サガテレビ メディア戦略局情報コンテンツ推進部長)
第2回は「テレビ報道のプロが伝える 富士よかとこ発信のキホン」をテーマに、県内唯一の民放テレビ局であるサガテレビで、長年番組制作や報道に携わられている峰松輝文さんを講師に迎え開催しました。
講師 峰松 輝文 さん
講座の前半は、峰松さんからどんな情報が取り上げられやすいか、どういう発信をしたら記者の目に留まりやすいかなど、一見ハードルの高いマスメディアへの情報発信について具体的にお話をしていただきました。
講座の後半では、2つのグループに分かれ、グループトークを行いました。
グループトークでは、峰松さんによる質疑応答や参加者同士の交流、発信についての悩みの共有を行いました。
参加者の感想
- 富士町の情報の拠点という発想がなかったので、とてもハッとさせられました。
- 日頃、目にしているものが良いという言葉が印象に残った。
- 富士町らしさを意識して情報発信した方がいいことを確認できた。
第2回講座だより (1169KB; PDFファイル)
第3回 「終わりから始まる次のステップ」
【日時】2025年12月16日(火) 18時30分~20時00分
【講師】岡 直彦 さん(株式会社佐賀新聞社 総務局長)
【事例発表者】西岡 高弘 さん(富士町ふれあい祭り実行委員会)
田中 靖子 さん(ちっちゃなマルシェ主催)
第3回は講師に佐賀新聞社の岡直彦さんをお迎えし、「終わりから始まる次のステップ」をテーマに事例発表とグループトークを行いました。
講座の前半は、今秋富士町で開催された2つのイベントについて、ターゲットの設定や広報の手段など情報発信に関する事例発表を行いました。
講師の岡さんからは、発表について、新聞社視点でのアドバイスをいただきました。
文字と写真で伝える新聞記者が取材に来たいと思うようなプレスリリースのヒントや、届けたい人に情報が届きやすくなる広報のやり方について教えていただきました。
講師 岡 直彦 さん
後半はグループに分かれ、グループトークを行いました。
「富士のいいところをもっと知ってもらってファンを増やしたい」「手伝ってくれる仲間が増えるような発信をしたい」「富士のイベントを一か所にまとめる場所が必要ではないか」など、富士町に対する熱い想いや悩みを共有しました。
参加者の感想
- 普段イベントを主催されている方の失敗談や成功談が聞けて良かった。
- 参加者が増えて、いろいろな人と会えた。
- つながりが大切だということ、個々のイメージや考えが知れたことが心に残った。
第3回講座だより (1216KB; PDFファイル)
第4回 「わいわいとざっくばらんに本音トーク ~情報共有から発信へ~」
【日時】2026年2月28日(土)10時00分~12時00分
【講師】竹中 謙輔 さん(株式会社西日本新聞社 佐賀総局 記者)
いよいよ最終回となる第4回は、講師に西日本新聞社の竹中謙輔さんをお迎えしました。
講師 竹中 謙輔 さん
これまでの講座では、県内に向けた発信の仕方について学びましたが、今回は県外に向けた発信についてお話をしていただきました。
どんな情報に魅力を感じやすいのか、どんな発信をしたら興味を持ってもらえやすいのかなど、ご自身の取材経験や実際に話題になった事例を交えたお話をうかがいました。
後半は、ワールドカフェ形式でグループトークを行いました。
年齢や職業が違う、生まれも育ちも地元の人や移住してきた人など、いろいろな人が混ざり、それぞれが抱く想いを本音で語り合いました。
グループトーク後には、各テーブルで話した内容を共有し、他の人の考えに共感している様子や納得する様子が見られました。
参加者の感想
- 富士町に関して、いろいろな方面からの意見が聞けたので良かった。
- 富士町をつなげていきたい、そしてみんなの力で発信していきたい。
- この対談をきっかけにお互い協力できる形につながればいいなあと感じた。
第4回講座だより (1393KB; PDFファイル)
講座を終えて
講座を終えてスタッフで振り返りを行い、それぞれが感じた今回の講座によって生まれた成果と課題について意見を交わしました。
- 10歳代~70歳代までまんべんなく参加があり、元気な若者がいることが分かった。
- 顔の見える関係ができた、新たなつながりが生まれた。
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富士町の情報発信を自分事としてとらえ、住民自身が動き出そうという兆しが見えてきた。
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講座でいろいろな考えや想いに触れた参加者のやる気が上昇している。このようなきっかけを与え、少しずつ意識を変えていき、ゆくゆくは今回の講座の参加者が中心になって引っ張っていくように働きかけたい。
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まちの内側から盛り上げていくためにも、町内の情報流通が次のステップ。
富士町の情報発信はスタートをきったばかりです。
この講座も、6月末の最初の企画会議から最終回まで紆余曲折を経て形になっていきました。
きっと今後の情報発信への取組みも、試行錯誤しながら進んでいくことでしょう。
情報発信は、特別な誰かが行うものではなく、まちに関わる一人ひとりの想いと行動の積み重ねです。
この講座で生まれた学びやつながりを活かしながら、富士発信計画が進行していくことを応援しています!


















