令和7年度「県民カレッジの集い」を開催しました
- 日時 令和7年12月7日(日) 14時~16時30分
- 会場 アバンセホール
佐賀県立生涯学習センター(アバンセ)では、県民の皆さまに継続的に生涯学習に取り組んでいただきたいとの願いから、年に一度「県民カレッジの集い」を開催しています。
今年度は、第1部に「夢パレット博士証書授与式」、第2部に恐竜研究者の小林快次さんをお招きしての基調講演「恐竜発掘最前線! in2025」、第3部には佐賀県立博物館学芸員の村上達郎さんをお迎えし「トークセッション」を実施しました。
第1部 夢パレット博士証書授与式
県民カレッジ夢パレットさがでは、最高単位である「夢パレット博士」(500単位)の認定証書の授与式をアバンセで行っています。今回は県民カレッジの集いの会場で、副学長である田口香津子アバンセ館長から9名の博士に証書が授与されました。

授与の後には、博士の代表からこれまでの学びの軌跡についてお話しいただきました。
会場からは、博士の皆さんへ大きな拍手が送られました。
第2部 基調講演「恐竜発掘最前線! in2025」

講師:小林快次さん(北海道大学総合博物館教授・副館長)
小林快次さんは、毎年、海外での恐竜発掘調査・研究に精力的に取り組まれています。また、テレビやラジオ番組への出演・監修も多く務め、科学の面白さや"知る喜び"を広く伝えていらっしゃいます。
講演では、今夏の発掘調査でのホットな情報や、継続中の調査はもちろんのこと、"恐竜からどのようなメッセージを受けとるか"についてお話しされました。
恐竜は進化して現在も生きていること、恐竜はどうやってコミュニケーションをとっていたのか、恐竜の復元、そして、恐竜はなぜ絶滅したのかなど、興味深い話題の連続でした。
特に、地球上では日々、種の絶滅が起きていて、その原因は人間による環境破壊であり、"人類もいつか絶滅する"と語られました。「私たちには考える力がある。みんなが少しずつ気を付ければ、地球はきっと元気を取り戻し、人類の絶滅を先延ばしにする事ができる」と強いメッセージをいただきました。

第3部 トークセッション
小林快次さん × 村上達郎さん(佐賀県立博物館学芸員) × 田口アバンセ館長

田口館長 小林快次さん 村上達郎さん
第3部では、佐賀県立博物館学芸員の村上達郎さんも交え、トークセッションを行いました。
専門家同士での深いお話しや、事前に参加者の皆さんから寄せられた質問に答えていただきました。「佐賀でも恐竜は見つかる?」「恐竜って食べるとおいしいの?」「どうやったら恐竜博士になれる?」など、多様な質問の数々から、興味深いお話しをしていただくことができました。
また、参加者の皆さんへ村上さんから「恐竜をはじめ、いろんな興味があることをこれからも学んでいってほしい。佐賀県立博物館にも遊びに来てください」と話され、小林さんからは「古生物学というのは、命の営み・命のつながりの研究です。私も学び続けています。みなさんもいろんな事につながりを感じながら、楽しんで学び続けてください」とのメッセージをいただきました。

佐賀県立宇宙科学館 コラボレーション展示🦖
佐賀県立宇宙科学館のご協力で、所蔵の化石を展示していただきました。


実際に触れることができる化石(レプリカ)もご用意いただき、
佐賀県立宇宙科学館の学芸員の方々から詳しく説明を聞くことができました。

県民カレッジ夢パレットさがの紹介展示

県民カレッジや歴代の博士授与式の様子をパネルで紹介しました。
参加者の感想(アンケートより抜粋)
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難しいことをとても分かりやすく、親しみやすい語り口でお話しいただけた。会場の皆さんの反応も良くて和やかな雰囲気の講演会でした。
- 恐竜の話も大変興味深かったが、環境問題まで幅広くお話しいただき、深く考えさせられました。
- 恐竜研究の最新情報が知れて、子どもの頃のワクワクが蘇ってきた感じです。佐賀県立博物館にも古生物に通じる学芸員さんがいると分かって心強い!
- 恐竜を学ぶ事は、過去を学ぶ事だと思っていたけど、未来を学び考えることだと感じました。
- 恐竜発掘のウラ話もあり、子どもも興味津々で聞いていました。勉強とは一線を画す"学び"の時間を過ごせてよかったです。


















