令和6年度 県民講師基本とスキルアップ講座 第2回を開催しました
あなたらしさが だれかのためになる 講座のつくり方【5回連続講座】
講師としての活動をこころざす方が、基本的な知識やスキルを学ぶ「県民講師基本とスキルアップ講座」が開講しました。今年度は「あなたらしさが だれかのためになる講座のつくり方」と題し、メイン講師に音成亜美さん(旅館あけぼの代表取締役社長)を迎え、受講者一人ひとりが「わたしらしい」あり方を探究し、未来を切り拓くとともに、自分の好きや得意を生かして、人や地域に伝え広げていく講師を目指します。
講座の回を追うごとに、唯一無二の「自分らしさ」を見つけていく受講者の姿をどうぞご覧ください。
- 講座のチラシはこちら (6770KB; PDFファイル)
伝えたいことはなに? 【8月17日 (土)】
なりたい姿を“ありありと”描けていたか?
前回のワークでそれぞれが書いた「自身のなりたい姿」を見返しました。
「改めてどんなことが書いてありますか?」と音成さん。
「『○○できるようになりたい』や『○○な自分を変えたい』のような問題解決型の自分になっていないか。まずは自分の強みや価値を発見し、どうありたいか。自分の最大価値を見つけましょう」と呼びかけました。
ハイポイントインタビュー
受講者は2人組に分かれて、幼少期からこれまでの人生を振り返り、自分が最もイキイキした瞬間を探っていく『ハイポイントインタビュー』を行いました。
昔々の話を思い出すことに苦戦する受講者もいましたが、しっかりと話を受け止める相手に安心感を持って話すことができているようでした。
ポジティブイットのプレゼント
インタビューで互いに聞き出した相手の強みや価値観を、他己紹介の形で全体に共有しました。
他己紹介を聞いた周りの受講者は「それよかね!」「そい最高!」と思ったことを次々とポストイットに書いていき、最後に書いたことを読み上げながら、紹介された人の身体にペタペタと貼り付けていきました。
他己紹介を聞きながら、相手の経験や努力に涙する受講者の姿がありました。ほめられながらポストイットを貼られる受講者は、少し照れ臭そうにしながらも、改めて自分が歩んできた道を振り返って、少し誇らしげに見えました。
【受講者の感想より】
- 自分を見つめることができる、とても素敵で楽しい講座でした。
- 過去を振り返るのが嫌だったけど、過去が今の自分を作ってくれてるんだと思うことができた。ひとつひとつ振り返る時間を持つことができた。
- 大人になって褒められることがなかったから、とても照れ臭かったけど、ほめられるって嬉しいですね。なので自分も積極的に人をほめようと思いました。