令和6年度課題解決支援講座 事後研修を開催しました

市町との共催により実施した講座を振り返るとともに、今後の取組みについて共通認識を図るため、担当職員と講師が一堂に会した事後研修を開催しました。


【令和6年度開催市】

佐賀市公民館支援課&協働推進課×鍋島公民館

「鍋島わくわくみらい会議」


佐賀市公民館支援課×蓮池公民館

「蓮池(ふるさと)の記憶をみんなで残そうプロジェクト」

令和7年 3月11日(火) 課題解決支援講座 <事後研修>

取組内容紹介

はじめに、アバンセ田口館長が、今年度参加・協力いだいた関係者に謝辞を述べました。

次に、7月の事前研修の日から約8ヶ月間の取組みと成果・課題を佐賀市立鍋島公民館、佐賀市立蓮池公民館のアバンセ担当職員が行いました。


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【佐賀市立鍋島公民館・グラフィックレコーディング】    【佐賀市立蓮池公民館・絵手紙】 

意見交流  

続いて、講師の上野景三さん(西九州大学副学長)の進行のもと、意見交流を行いました。

鍋島公民館からは「講座に一緒に取り組んだまちづくり協議会の意識が変わった」「公民館とまちづくり協議会の信頼関係・仲間意識が生まれた」「地域の人たちと思いの共有ができた」「今後どう取り組んでいくか楽しみ」などの意見がありました。

蓮池公民館からは「住民が講座に熱心に取り組む姿が見られ、住民同士の仲間意識も芽生えた。連続講座開催のメリットを多く感じた」「公民館に勤めてきて初めて、住民の生の声が聴けた」「住民が立ち寄りやすい公民館に近づいた。いきいきと話す住民の姿があった」などの声があり、会場とZoom参加(鍋島公民館)の職員全員で、講座への思いや感想、気づきを共有しました。


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【佐賀市立鍋島公民館】      【佐賀市立蓮池公民館】

講座講師の福成さんからは「目指す方向性が一緒になり、チームになれた。町がチームであり続けるための支援がこれから大切になってくる。みんなが持つスキルを活かした、垣根のない活動の継続を期待している」、多良さんからは「住民の前向きな取組みと変化が見られ、盛り上がった講座だった。長いスパンでプランを考え、身近な取組みから新たな火を点けていって欲しい」などの感想が述べられました。


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【講師(鍋島):福成 有美さん(株式会社アテンド 代表取締役社長)】    【講師(蓮池):多良  淳二さん(地域づくりアドバイザー)】


上野さんは「今回の成果として挙げられるのは、住民と地域の課題を探し議論できたことと公民館職員のスキルアップ。そして、鍋島の場合は、これからの見えない階段をかけていく取組みに、まちづくり協議会と公民館の協力がやはり必要であることが分かり、蓮池の場合は、昔の記憶を未来につなぐ講座が、参加者の未来をつくり、その先の未来へつなげていくきっかけとなった。2公民館とも地域の特性は違うが、新しいツールを導入し、それぞれに特色を持った取組みを行っていた。これからの展開が楽しみです」と期待を寄せられました。


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上野 景三 さん(西九州大学副学長)


思いをつなぐ 新たなスタートへ

最後に、この講座を実施する地域(公民館)に代々引き継がれている『地域の課題解決への思いを込めた玉』の返還式を行いました。一年間、それぞれの公民館で事業を見守った玉がアバンセに返還されました。

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事後15

佐賀市立鍋島公民館×佐賀市立蓮池公民館のこれからを応援しています!


参考(これまでの講座レポート)

課題解決支援講座レポート(平成24年度~)


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