令和5年度 県民講師基本とスキルアップ講座 第3回を開催しました
生み出そう!創り出そう!わたしワールドの講座づくり
【5回連続講座】
自分の好きなことや、得意なこと、これまでの学びを活かして、講師としての活動をこころざす方を対象に、講師に必要な知識やスキルを学ぶ「県民講師基本とスキルアップ講座」を開催しました。今年度は「生み出そう!創り出そう!わたしワールドの講座づくり」と題して、5回の連続講座を実施。
第3回は、ゲスト講師に小杉裕子さん((株)ケーブルワン放送部放送制作課アナウンス室長)をお招きして、「『わたし』を伝えるコツ」をテーマに開催しました。
- 講座チラシはこちら (1444KB; PDFファイル) です
「わたし」を伝えるコツ 【9月29日 (金)】
前回までの学びの振り返りから講座がスタートしました。1~2回目の講座は受講者自身が深掘りを行い、この回からは講師に必要なスキルを学んでいく時間です。メイン講師の永松さんは「経験から蓄積されたプロの知恵や技術を直接学べる貴重な機会。参考にしたい手法はどんどん自分のものにして活かしてほしい」と、受講者へ呼びかけられました。
講座の魅力
小杉さんは冒頭の自己紹介で、アナウンサーに至った経緯や今の仕事について経験談を交えて話され「同じ職種の講師の中から『この人に講師をお願いしたい』と思うのは、講師自身の人となりだと思います。講義内容も大切ですが、講師そのものも講座の魅力のひとつです」と語られました。小杉さんの魅力に引き込まれた受講者は大きくうなずきながら聞き入っていました。
小杉裕子さん【(株)ケーブルワン放送部放送制作課アナウンス室長】
伝わる話し方
「伝わりやすい話し方は技術だけでなく意識で変わります」と小杉さん。
視線の配り方や間のあけ方、人前で話すときに意識するポイントなどを説明され「伝えた言葉が相手に届き共感してもらえると、やりがいを感じると思います。今後のよりよい関係性にもつながるので、出来ることから意識して実践してみてほしい」と話されました。
アイスブレイクの他己紹介では、ペアとなった相手の魅力や特徴をまとめ、皆さんに紹介していきました。
1分自己紹介
普段実践されている発声の練習法や話し方のポイントなど、実演を交えながら教えていただいた後「わたしを伝える」というテーマで、1分間スピーチに挑戦しました。自分自身を伝えるポイントについては「短くてもいいので具体的なエピソードや、客観的な視点の事実を折り込んでみましょう。そして、うまくやろうと力まず、等身大の自分をストレートに伝えることが大切」とアドバイスをいただきました。「伝えることがありすぎてまとめるのが大変だった」「実際に話すことで気付きがあった」と振り返るとともに、付箋に書かかれた全員からの感想や気付きから学びを深めていきました。
受講者の感想
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話し方、伝え方の上達方法など、とても多くのことを学びました。
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自分を伝える、分かっているようで、忘れてしまっていることを思い出しました。短い時間で
伝える難しさを学びました。 -
自分の発表に対する他の人の感想を知ることができて、とても嬉しかったです。
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筋トレみたいにトレーニングが必要だと思いました。話し方の練習を、毎日少しずつでも続けていき
魅力的な話し方ができる講師を目指したいと思います。