令和4年度 県民講師基本とスキルアップ講座(第4回報告)

\やってみよう/ はじめての講座づくり

佐賀県立生涯学習センターでは、自分の好きなことや、得意なこと、これまでの学びを地域で生かしてもらうことを目的に「県民講師基本とスキルアップ講座」を開催しています。

今年度は「\やってみよう/ はじめての講座づくり」と題し、5回の連続講座を実施しています。講師は昨年度に引き続き北村朱里さん(nib.代表)です。その様子をご紹介します。


チラシはこちら (653KB; PDFファイル)

STEP4  講座運営「虎の巻」(8月26日 金曜日 13時30分~16時30分 アバンセ第4研修室)

この日は講座運営「虎の巻」と題し、講師として講座を行う上で大切な「心がまえ」や「伝わりやすい話し方」「困った時のQ&A」について学びました。

  • 講座運営の心がまえ

最初に「『いい講師』ってどんな講師?」というテーマで、自分が思う『いい講師』についてグループで話し、発表しました。「受講者の目線になって寄り添ってくれる講師」「また会いたいと思われる講師」など様々な意見が出ていました。

次に、北村さんが講師を行う上で大切にしていることとして「なにかひとつのおみやげ(講座終了後にも実践できるようなこと)を持ち帰っていただく」「受講者の方をリスペクトする気持ち」などを紹介されました。

北村さんは、「今日出た意見の中から自分ができそうなものや得意なことを見つけて、自身の講師像に取り入れてみてください」と話されました。

  • 伝わりやすい話し方

先ほどの「いい講師ってどんな講師?」の話し合いでも「ゆっくり丁寧に話す」「一方的に話さず受講者の声を聞く」など多くの意見が出ていましたが、それに加え「盛り込み過ぎずトピックをしぼる」「大切なことは繰り返し話す」など伝わりやすい話し方のコツを学びました。北村さんは、「声が小さいとか活舌が悪いから講師には向いてないでしょうか?などの相談を受けることがありますが、気にする必要はなく、会場の大きさや人数に合わせてマイクを使ったり、活舌に自信がなければゆっくり話せば大丈夫です」とアドバイスされていました。

  • 困ったときのQ&A

次に、講座開催時に出てきそうな「困った」場面について北村さんが例示した問題について、グループで解決策を考え発表しました。この他にも出てきそうな「困った」事例と解決策をみんなで考え共有し、はじめての講座で「困った」場面に遭遇しても慌てないように解決策を備えることができました。

  • 5分講座をつくろう

最後は、いよいよ最終回となる次回の5分講座の組み立てです。北村さんや受講者同士で相談しながらカタチにしていきました。みなさんの5分講座がとても楽しみです。

受講者の感想より(一部抜粋)

  • 内容がとても濃くて、なるほど!!が心の中で連呼でした!!たのしかったです!!あと1回で終わっちゃうのがさみしいです。

  • 具体的な講座の作り方が分かり勉強になりました。

  • 次回の皆さんの5分間講座がとっても楽しみです。

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