令和4年度 県民講師基本とスキルアップ講座(第2回報告)
\やってみよう/ はじめての講座づくり
佐賀県立生涯学習センターでは、自分の好きなことや、得意なこと、これまでの学びを地域で生かしてもらうことを目的に「県民講師基本とスキルアップ講座」を開催しています。
今年度は「\やってみよう/ はじめての講座づくり」と題し、5回の連続講座を実施しています。講師は昨年度に引き続き北村朱里さん(nib.代表)です。その様子をご紹介します。
チラシはこちら (653KB; PDFファイル)
STEP2 タネをカタチに!講座の組み立て方(7月15日 金曜日 13時30分~16時30分 アバンセ第4研修室)
- 先輩講師にきいてみよう
前半は、当講座を過去に受講された3名の方々にお越しいただきました。
講師の北村さんのインタビューのもと、受講のきっかけや講座受講後の活動などについてお話しいただき、最後に受講者へメッセージをいただきました。
「自分がやりたいことや、伝えたいことを丁寧に大切にコツコツやり続けることが大事です。諦めずにチャレンジしていってください」
・あらき さとみさん(H29年度受講)
「チャレンジしようという気持ちさえあれば、いくつになってもきっかけはあります。講師だけでなく、サポート役など自分の役回りがあることを学びました」
・池田 真知子さん(R3年度受講)
「結果はどうであれ、ある程度の形ができるまでやってみた経験は、自分の人生を振り返ったときに励みになると思います」
・大川てつやさん(R3年度受講)
その後は、受講者の皆さんがに気になる事について直接先輩方にお話を伺いました。
「先輩講師の方々の話を聞けて、人とのご縁の大切さを改めて感じました」「先輩講師に直接お話を伺えたことで実感がわいてきました」などの感想が寄せられました。
- 講座の組み立て方(1)
後半は、前回の『好きと得意の掘り起こし』で見つけた講座のタネをカタチにしていきます。
はじめに、北村さんから『講座の組み立て方』について考えていく順序と方法を教えていただきました。
- どんな人のための講座?
- どのようになることがゴール?
- そのために何をする?
- それをどんな順番で行う?
次は各自で実践です。それぞれワークシートに自分の講座を組み立てていきます。なかなか書けずにペンが止まってしまう方もいましたが、北村さんやグループの仲間に相談しながら進めていきました。このワークは受講される多くの方が悩まれるそうですが、北村さんは「この『楽しく悩む』プロセスを経験することが今後の講師活動を支えてくれます」と話されました。
受講者の感想より(一部抜粋)
- 講座の組み立て方を具体的にターゲットをしぼって教えて頂き、かなりヒントになりました。実際に書き出してみると、洗い出されて良かったです。
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先輩方のお話を聞く時間、実際に自分で考える時間、先生のアドバイスを個別にいただける時間がもててありがたかったです。
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北村先生から的確なアドバイスやうれしいお声かけを頂き、とても楽しく(笑)頭を悩ませている自分がいました。最近、仕事以外でここまで考えることがなかったのでいい刺激になりました。