令和3年度県民講師基本とスキルアップ講座
県民講師基本とスキルアップ講座 第3回報告
わたしらしい講座をつくるステップ5 “まなび”を伝える “好き”をシェアする
誰もが持っている好きなコト、得意なコト、学んできたコト…
その楽しみを周りの人とシェアして、地域で輝く「わたし」になるための5つのステップです。
今年は講師に北村朱里さん(nib.代表)をお迎えし、
わたしらしい講座をつくるためのスキルとマインドを身につけていきました♪
チラシはこちら (1076KB; PDFファイル)
ステップ3 「心をつかむ広報って?」(8/6開催)
講師:北村朱里さん(nib.代表)
この日はまず、前回行った「講座を組み立てる」復習から始めました。
北村さんによると、講座を組み立てる時は「どんな人のための講座か」「講座が終わった時、受講者にどうなっていてほしいか(ゴール)」が、具体的であればあるほど講座を組み立てやすいそうです。
受講者の皆さんは、前回の講座の中で迷ったことを踏まえ、グループで架空の講師「カオルさん」のために「どんな人のために、どんなゴールの講座にするか」を考えるケーススタディを行いました。
グループでは活発な意見が飛び交い、その後の発表では、どのグループからも具体的な「対象像とゴール」が出ていました。
- 効果的な講座タイトル&案内文のレシピ
続いて、講座を広報する際に必要な、講座のタイトルのつけ方や案内文の書き方を学びました。
北村さんは、代わり映えのないタイトルをグッと目を引く表現に変える方法や、チラシやSNSなどのツールで、より人に興味を持ってもらえる案内文にするためのポイントなど、具体的な例やチラシを使って説明されました。
皆さんは熱心に聞き入り、頷きながらメモを取っていました。
- 講座タイトルを作ってみよう
そこから、どんな人のために、どのようになることがゴールとするかを意識して、自分の講座のタイトルを考えるワークショップを行いました。
ある程度皆さんがタイトルを決めたところで、北村さんは一人ひとりにアドバイスをされました。
それを受けてさらにブラッシュアップしたことで、最後の発表の時には「受講してみたい!」と思うような、興味を引く講座タイトルとなっていました。
- 知っておこう 発信のルール
最後は、講座や広報をする中で、最低限知っておきたい発信のルールについて学びました。
北村さんからは、よく目にするような広報の例から、クイズ形式で問題が出されました。
皆さんは「OK」だと思った発信でも、実は「NG」であることが分かり、「発信するときは、十分気を付けなければいけないと思いました」との声が聞かれました。
北村さんは「判断するときに『自分がされる側』だったらどう感じるか、と考えてみるのも一つのポイントです」と話されました。
- 感想から(一部抜粋)
・講座タイトルの作り方や訂正箇所など教えてもらい、とても分かりやすかったです
・想いが言葉を発すること、文字にすることで明確になりました。
・タイトルを作るにあたり、文字数や省略の仕方が学べてよかったです。
・タイトルの決め方・告知文のつくり方の基本を知ることが出来て勉強になりました。
・皆さん一人ひとりの想いがあって、上手にタイトルを作ってあり感心しました。
・皆さんそれぞれの講座タイトルがすごく面白かったです。