Labocafe vol.8「好きを学ぶ おとなのパン休日(キュン日)」第2回を開催しました

まなびチョイスセミナー Labocafe vol. 8
「好きを学ぶ おとなのパン休日」

20~40歳代を対象に、”学び”と”出会い”の場を提供してきたLabocafe(ラボカフェ)♪

 

8年目を迎えた今年度は「パン」をテーマに、様々な角度からパンの世界を味わう講座を5回連続で開催。「パン」や「チーズ」「パンの雑貨」「パンマップ」を作り、パンの魅力やおいしさを語り合いながら、同じ興味関心を持つ仲間と一緒に活動を展開していきます♪

 

2.本物そっくり!?パンのブローチづくりの日

 

【講師】 生田 幸代さん(フェイクフード作家)


裁縫や絵を書くことが好きな家族に囲まれ、自然とものづくりが好きになったという講師の生田さん。高校生の頃から「メロンパンガメラ」という愛称で活動し、現在はパンやフルーツなどにアリやハチをあしらったフェイクフードなどで、クスっとした笑いや遊び心をプラスした「会話が生まれるアクセサリー」をテーマに取り組まれています。まるで本物そっくりなフェイクフードを作られる生田さんに、パンをモチーフとしたブローチづくりをご指導いただきました。


アイスブレイク

新型コロナウイルス感染症が急速に拡大してきたこの時期、会場はお互いの距離を保つためパーテーションで仕切り、通常より厳重な感染対策を施しました。おうちで過ごしているように少しでもリラックスしてもらえればと、緊張をほぐす簡単な目・額・肩のストレッチをしました。特に力が入りやすいこの3カ所を意識的にゆるめることで全身の力も抜けていくそうです。また、副交感神経が優位になると、免疫力が上がるとも。ゆったりした雰囲気になったところで講座がスタートです。


フェイクフードのブローチづくり

   

まずは、うすい黄色と白の樹脂粘土を混ぜ合わせ、パン生地作りです。ものづくりが苦手という方からは「うまく色が混ざらない~」「これでいいのかな~」とちょっと不安そうな声も。生田さんが「パンづくりのように、粘土を伸ばしたりこねたりしてみてくださいね。この作業は気持ちが落ちつくんですよ~」と声をかけながら参加者それぞれの作るスピードに合わせて丁寧に説明されました。粘土の感触を味わいながら徐々に楽しそうに作業にのめり込んでいく参加者の様子が伝わってきました。


 

 

今回は「アンパン」「クリームパン」「メロンパン」「食パン」「フランスパン」の5種類を作りました。こねた粘土を5等分に切り分け、使う分以外は乾燥しないように袋に入れておき、1つずつ仕上げていきました。

かじった部分からあんこやクリームがのぞいてみえるように、カッターで生地に穴をあけ、ヘラで整えます。切り口は歯ブラシでたたくと自然な風合いに。薄い色から順に色を重ねづけすると、きれいに仕上がるとのことでした。アンパンの具材はこしあんと粒あんの2種類を準備していただき、こしあん派はけしの実、粒あん派はゴマとあずきを載せていきます。「某パンメーカー風に作るなら粒あんでもけしの実ですね~」と生田さん。リアリティーへのこだわりが伝わってきました。

 

 


  

クリームがたっぷり入ったクリームパンや、やわらかそうな生食パン風、厚切りの山型食パンのカタチなど、皆さんの好みが表れて、それぞれに味のある作品に仕上がりました。あとは自宅で乾燥させて、ブローチピンをつければ完成です。ピンをつける位置は、つけた時に重みでブローチが傾かないように、作品の真ん中より少し上につけると安定するとのことでした。服やバックなどにつけて愛でるのが楽しみですね。皆さんの作品も「手作り?!」「おいしそう」と、驚きや笑顔がこぼれる「会話が生まれるアクセサリー」になるとうれしいです。

参加者の声(アンケートより抜粋)

・工作は久しぶりでわくわくしました。形成や彩色が楽しかったです。

・久しぶりに集中しました。とても良い気分転換になりました!

・お店で見ていたかわいいパンがたくさん作れて楽しかったです。

・何度も丁寧に教えていただき、ありがとうございました。家でも作ってみたいと思います。

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