令和3年度課題解決支援講座事後研修を開催しました

市町との共催により実施した講座を振り返るとともに、今後の取組みについて共通認識を図るため、担当職員と講師が一堂に会した事後研修を開催しました。[令和4年3月29日(火)アバンセ4階第2研修室]


共同イラスト


令和3年度開催市

佐賀市×春日北公民館《みえる ひろがる まちづくり》

伊万里市×南波多コミュニティセンター《南波多の今と未来を考える》

取組内容紹介と意見交換

会場には今年度取り組んだ2市の担当職員、公民館職員、講師、そしてアバンセスタッフが集合。まずはアバンセから今年度の取組を報告しました。

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続いて、公民館や市の担当者それぞれの立場からの想いや、企画を進めていく上で大切にした点、苦労した点、講座を実施して見えてきたことなどを語り合い共有しました。

「3者協働することで、公民館だけではできない講座に仕上がった」「企画から講座実施まで、ひとつひとつが自身の学びにつながった」「住民から『いい機会をつくってもらった』との声が寄せられ、取り組んで本当によかったと思えた」「講座前と後では参加者の表情が違った。だんだんと発言が増えていった」などの声が挙がり、様々な気づきに触れる機会となりました。

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また、業務等の都合でアバンセまで来ることが難しい職員や担当者も、オンラインで参加。Zoomで報告を聞き、感想を述べられました。

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各講座の講師からは企画段階での打合せについて「何が課題で、何をめざすのか、しっかり掘り下げられたからこそ、地域にマッチした講座にできた」「多様な人が関わったことが成功要因。まちの人、公民館、市、アバンセ、講師がそれぞれの想いを本音で話し、違う意見も『そうね』と聞き合いながら、ではどうしようかと考えられたのがよかった」との感想をいただきました。

また「人は安心できない場では話せない。回数を重ね、顔を合わせ、相手を知ることで、運営側も、参加者も安心して話せるようになっていった」「第3者が入ることで、話が得意な人も、そうでない人も誰一人取りこぼさずに意見を引き出すことができた」「ただ集まるだけで話し合えるかというと、そうではない。本当の意味での話し合いの場をつくってはじめて納得感をもってまちづくりに参加してもらえると思う」「南波多も春日北も、話す人がいる、相談できる人がいる、つながっているということを感じてもらえる取組だった」と、”話せる場”が講座の中でどのようにして出来上がっていったか、またその大切さについて触れられました。

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上野事業統括からは「地域の抱える問題、現状を、生涯学習の観点や学び、交流を通じてどう突破していくかが我々の課題です」と話がありました。そして「”人を集める”から”地域の人が集まろうと思う”ようにするために、どうやって公民館が働きかけていくことができるのか。今回、講座を通して住民の方には”発言のしやすい場をつくる”ということを体感していただきました。人は楽しくないと集まろうという気にならないものです。『集まったらいろいろ話せるよね』と若い人も先輩世代も感じられる場づくりをアバンセも一緒になって今後も取り組んでいきたいと思います」と総括しました。

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カラーボールの返還

意見交換の後は、太古の昔から(?)アバンセに伝わる『地域の夢がかなう玉』を令和3年度の実施地域へ渡すため、返還式を行い、記念写真を撮影しました。

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みなさんお疲れさまでした

佐賀市立春日北公民館×南波多コミュニティセンターのこれからを応援しています!



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