さが県政出前講座「家庭・学校・地域連携の支援体制づくり」(8月19日)を開催しました

唐松地区県立学校事務職員協会研修会「家庭・学校・地域連携の支援体制づくり」

(講師:県民環境部まなび課、県教育庁教育振興課)

さが県政出前講座では、佐賀県の取り組みを広く県民のみなさまへ知っていただくために、県職員が「あなたのまち」まで伺い、無料で講座を開催しています。


案内看板


8月19日(水)13時より、佐賀県立唐津商業高等学校に於いて「唐松地区県立学校事務職員研修会」が開催されました。その中で県まなび課の原主査と県教育庁教育振興課の渕上指導主事による、さが県政出前講座「家庭・学校・地域連携の支援体制づくり」の講演が行われました。


講師2人

講演前半の様子


はじめに原主査より、「コミュニティ・スクール」と「地域学校協働活動」の必要性について、社会の動向と子どもたちの教育環境を取り巻く様々なデータを基に説明がありました。学校が抱える課題は複雑化・困難化が増し、教員だけで対応することが質的にも量的にも難しくなっている状況も見て取れました。

県まなび課では「地域学校協働活動」における統括コーディネーターの配置や推進委員会設置に取り組んでおり、2019年度の佐賀県での協働本部設置率は12.6%になっていると紹介されました。


講演後半の様子


次に渕上指導主事より、「コミュニティ・スクール」についての説明がありました。「学校運営協議会制度」を導入する学校のことを「コミュニティ・スクール」といい、この協議会は保護者や地域住民などが委員となり、一定の権限をもち学校運営に参画し、社会総がかりで子ども達の健全育成や学校運営の改善に取組むことを目的としています。「コミュニティ・スクール」の県内導入率は23.9%です。渕上指導主事は「コミュニティ・スクールの導入は努力義務となっていますので、事務職員のみなさんもぜひ一緒に検討をお願いします」と呼びかけられました。


会場の様子


講師の話を聞いて、これからの時代を生きぬく力の育成(学校だけでは得られない知識・経験・能力)や、地域住民が自ら地域を創っていく「主体的な意識」への転換に向けた具体的な取り組みとして、「コミュニティ・スクール」と「地域学校協働活動」の一体的推進が図られていることがわかりました。


【依頼者のアンケートより】

・普段、職場でなかなか触れることのない知識を得ることができ、とても良い研修になりました。


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