令和2年度 県民講師チャレンジ講座

 【なぜか毎月お金が残らない人のための 月に1万円余裕ができる講座】

※県民講師チャレンジ講座・・・県民の方が講師となって講座を開催するチャレンジ講座です。

  • 講座名  「なぜか毎月お金が残らない人のための 月に1万円余裕ができる講座」
  • 講師名   大村 なおみ(おおむら なおみ)
  • 日 時   令和3年2月17日(水) 10:30~11:30

大村さん1


講師の大村さんは「身近な人とお金の話をするのはタブーとされがちだが、本当はとても大切なこと。自分にとって必要なモノ・コトを考え、収支を見直すきっかけとしていただきたい」と講座を開催されました。


大村さん3  大村さん2


大村さんは、ファイナンシャルプランナー、カラーコーディネーター、時短家事コーディネーターの資格をお持ちです。この日も、参加者の方に選んでもらった付箋の色を使って「この色を選ばれた方はこんな気持ちかもしれませんね」とカラーコーディネーターの知識も交えてアイスブレイクを行われました。


続いて、ワークを通して毎月の収支を見直していきます。まずは収入、支出を付箋に書き出してみました。いざ書き出そうとすると、思い出せないものがあるから不思議です。大村さんが「忘れてたというものがあったら書き足してくださいね」と、家賃、マンションの管理費、町内会費、電気ガス水道の他に冬場は灯油も・・・と例を挙げられました。あ~!と手を動かす皆さん。会場からも、化粧品、サプリメントなどの例が挙がり、「美容費、健康費もありますね」と大村さん。

   

大村さん4  大村さん5


さあ、付箋が出そろったら、ワークシートに分類分けをして貼っていきます。支出は毎月金額が変わるものと、変わらない固定費などに分けますが、たとえば「食費」ひとつ取っても、どちらに分類されるかは人によってさまざま。

皆さんが貼り終わったところで、大村さんは固定費の見直しについて提案されました。固定だから金額は変えられないと思われがちだけれど、実は固定費に節約のヒントが詰まっているそうです。例えば携帯電話の料金プラン、使っていない有料アプリはありませんか?電気料金のプランは?保険は?とひとつひとつ具体的な方法を提案しながら、節約ができるポイントについて話されました。なんとなくそのまま毎月支払っているもの・・・心当たりがあった様子で大きく頷く参加者の方々。改めて見直したい、検討したいところを発見、考える時間になったようでした。


これからの時代、キャッシュレス化がますます進むと思われます。気づいたら使いすぎていた!ということにならないよう、今のうちに収支を把握し、今後も定期的に見直すことを勧める大村さん。最後に「見直しをすることで、月1万円の余裕ができたら、本当に自分が欲しいものに使いましょう。ぜひ自分が幸せを感じられる使い方をしてください」とメッセージを贈られました。



【参加者の感想より】

  • ゆっくりと、一言一言優しい語りで、とても良かったです。

    具体例を各自にワークできて、講座が一方通行でなく、とても良かったと思いました。

    なおみさんの笑顔は人に幸せと安心感を与えますね。

  • 話すスピード、表情、とても素敵でした。

    そして個人的な資料も嬉しかったです。ありがとうございました!

  • 自分1人ではなかなか細かく支出を書き出すことはなかったので、いい機会でした。


今後の大村さんの活躍を応援しています。


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