令和2年度課題解決支援講座事後研修を開催しました

市町との共催により実施した講座を振り返るとともに、今後の取組みについて共通認識を図るため、担当職員と講師が一堂に会した事後研修を開催しました。[令和3年3月23日(火)アバンセ4階第1研修室]


共同イラスト


令和2年度開催市

佐賀市×西川副公民館《~音楽で西川副をつなごう~みんなの手づくりコンサート》

唐津市×大良公民館《大良しあわせプロジェクト~大良 大すき 良かトコロ♪~》

武雄市×武内公民館《あなたが行きたい祭りをつくろう~未来ワクワク武内大作戦2020》

取組内容紹介

開会の様子 取組紹介


会場には今年度取組んだ3市の担当職員、公民館職員、講師、そしてアバンセスタッフが集合。はじめに、それぞれの課題解決支援講座の取組みについてアバンセから報告を行いました。コロナ禍で、当初は開催そのものが危惧されましたが、感染症予防対策を講じ、無事講座を終えることができました。中には、コロナ第2波、第3波の影響で、企画内容の見直しや方向修正が生じた場面もありましたが、その時々の過程も振り返りながら、各公民館での取組みを全員で共有しました。

意見交換

西川副公民館 大良公民館 武内公民館

【佐賀市立西川副公民館】    【唐津市大良公民館】        【武雄市武内公民館】


意見交換では「最初は不安だったが、今は達成感でいっぱい」「企画段階から講師と一緒にみんなで自由に意見が言えるのが魅力的だった」「楽しく参加する仕掛けを学んだ」「地域の人の声、思いを聴かないとこれからのまちづくりは進まないと感じた」「今回の取組みを継続できるようがんばりたい」など参加者全員から、それぞれが学んだことや気づきが述べられました。


講師の多良さん 講師の八島さん 講師のいわたてさん

【西川副公民館講師 多良淳二さん】      【大良公民館講師 八島大三さん※Zoom参加】【武内公民館講師 いわたてただすけさん】


講師からは『継続性』について「今の熱量を、その後に誰が持ち続けて関わるかが大事になってくる。『義務感』や『やらされ感』では住民の参加は続かない。共に汗をかき、ワクワクドキドキの感動体験を重ねながら『参加者を参画者へ』という思いで一緒に取組むことが大切」との言葉が寄せられました。



アバンセ上野事業統括

【アバンセ事業統括 上野景三】


最後にアバンセ事業統括から「課題に対する解決の答えが、毎年予想していたものとは違ったものが生まれる点は非常におもしろい」と話がありました。「初めから何か答えがあるわけではなく、3者共同で0から創りあげていく過程に多くのノウハウがあり、それを財産として残していくことが必要」と呼びかけました。また、取組みの『継続性』は難しい面もありますが「公民館での楽しい仕掛けや学習、交流活動などを通して『地域社会への住民参画』の関心を高めることが大事」で、「公民館講座は住民の行動意識が1ミリでも動けば成果であり、それが時間をかけていろんなカタチに変わり拡がっていく。その拡がりの1滴が今回の3市での取組みだった」と総括しました。


集合写真

佐賀市立西川副公民館×唐津市大良公民館×武雄市武内公民館のこれからを応援しています!




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