平成30年度「女性に対する暴力防止講演会inアバンセ」を開催しました

dv.png


漂流する10代の子どもたちへの支援と居場所づくり  ~聴く・伝える・繋ぐ~

日時:平成30年11月24日(土)13:30~16:30

会場:アバンセ1階 ホール

講師:NPO法人BONDプロジェクト代表 橘ジュンさん

   認定NPO法人子どもシェルターモモ理事 青野雅世さん

   コーディネーター:学校法人旭学園 佐賀女子短期大学 学長 田口香津子さん

 

 DV・虐待・貧困…家や学校などで様々な問題を抱え、居場所のない子ども達や女性に寄り添い、居場所づくりや自立に向けた支援活動をされているお二人を講師に迎え、支援の現状やそれぞれの視点から見た課題や可能性などについてお話しいただきました。

.。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 


 講 演  1    

 初めに「家にも学校にも居場所のない女性たちの声を聴く」をテーマにお話しいただいたのは、NPO法人BONDプロジェクト代表の橘ジュンさんです。     

          

 kouen1   kouen1   

         

 橘さんは、2009年、10代20代の生きづらさを抱える女性を支えるNPO法人BONDプロジェクトを設立され、虐待、家出、貧困など様々な困難を一人で抱えてしまう女性に寄り添う「聴く、伝える、繋ぐ」を活動中です。

 BONDプロジェクトとは、支援者と女性たちを繋ぐ接着剤(ボンド)のように、一人ひとりに合った支援を行うよう、街頭をパトロールする「動く相談窓口」としても取り組まれています。

 

 橘さんの話では、父親に「お前がいると目障りだから出て行け」と言われ続けて、帰りたくても帰れなくて、家出しなければいけなくなる女性が存在するということです。また、JKビジネスをしている女性は、「家からお金がもらえない」、「父親が母親に生活費を渡していない」など、いろんな理由があり、本人もJKビジネスは、やってはいけないこととわかっていても、そうしないと生きていけない背景があるとのことです。

 

 学校でのいじめや家庭問題に悩み、自殺願望のある女性には、毎日電話で生存を確認し、「今日も生きてくれてありがとう」と伝え続け、学校を卒業しても、一緒に将来を語り合ったそうです。そういう中、橘さんはネットパトロールもされていて、困っている女性を探し、危ない人の所に行くのを阻止され、また秋葉原や渋谷の街頭をパトロールして、女性に声をかけ、必要であれば保護されています。


 橘さんは、女性を支援するこれまでの活動に加え、今後は東北や西日本にも支部を作りたい、更に夜から朝まで女性たちが集まれる居場所づくりに取り組みたいと語られました。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

 講 演   2      

 続いて「子どもシェルターから見た子ども達」をテーマにお話しいただいたのは、認定NPO法人子どもシェルターモモ理事の青野雅世さんです。

 

 kouen2   kouen2      


子どもシェルターモモは、子どもたちの自立を支援するために、弁護士・児童福祉関係者・市民が集い、法的支援と福祉的支援を行なうことで、子どもたちのセイフティーネットとして活動されています。

 シェルターは、3名の職員で24時間運営されているそうです。


 シェルターでは、児童養護施設や自立援助ホームの受け入れがない子ども、集団生活が難しいと判断された子どもなどを受け入れられています。また、少年院を出て来ても家庭に引き取りを拒否される子どもなどについても、引き受けをされるということです。でも、その子どもたちの多くは、そういう環境で育つので、とにかく声を上げることはできない。大人を信じてしまうと裏切られるのが怖いので信じることができない。その結果、万引きをしたり、授業妨害をしたり、お金を稼ぐために夜の街に出たりしているそうです。


 青野さんは、悪い事をした子どもにはもちろん悪いと伝えるし、やったことは悪いけれど、その子の人間性全てが悪いということではない。その子もそうなりたくてなっているわけではない。というところはぜひ認めていただくような寛容な社会であってほしいと語られました。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

  パネルディスカッション  

 パネルディスカッションでは、パネリストとして橘ジュンさん、青野雅世さん、コーディネーターに田口香津子さんをお迎えし、「若年女性に対する暴力の現状と課題」をテーマに、若年女性を取り巻く現状をはじめ、若年女性との接し方、組織の運営や資金面等についてお話しいただきました。


   paneru


paneru    paneru

 

paneru    paneru       

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

< 参加者の声(一部抜粋) >

 ・素敵なメッセージをいただき、私自身もエンパワメントされ帰れそうです。 

 ・実践されている方の講演で、本当に学ばされました。

 ・生の声・現状を知る事ができてとても良かったです。子どもたち若い年代に接する時のコツをたくさん

  教えてもらいました。

・今日は、自分の関心のある事をより広く深く知る事ができました。


【主催】  佐賀県


【主管】  佐賀県DV総合対策センター 

  

【後援】 

佐賀県医師会、佐賀県弁護士会、佐賀県臨床心理士会、公益社団法人佐賀県看護協会、認定NPO法人

被害者支援ネットワーク佐賀VOISS、特定非営利活動法人NPOスチューデント・サポート・フェイス、

国際ソロプチミスト佐賀、国際ソロプチミスト佐賀有明、国立大学法人佐賀大学、西九州大学、

西九州大学短期大学部、佐賀女子短期大学、九州龍谷短期大学、NHK佐賀放送局、サガテレビ、

佐賀新聞、西日本新聞、NBCラジオ佐賀、エフエム佐賀 (順不同)


トップへもどる