平成29年度「女性に対する暴力防止講演会in小城市」を開催しました
平成29年11月23日(木・祝)小城保健福祉センター「桜楽館(さくらかん)」多目的ホールで、「DVにさらされた親子のトラウマ・ケア ~私たちに出来る事~」をテーマに、女性に対する暴力防止講演会を開催しました。
助産師の宮永奈々美さんによる「生まれてきてくれてありがとう。あなたのままで輝いて。」についての講演と、こころとからだ・光の花クリニック院長の白川美也子さんによる「DVにさらされた親子のトラウマ・ケア~私たちに出来る事~」についての講演をいただき、160名を超える多くの方々にご参加いただきました。
講演の前には、小城市立三日月中学校合唱部による命をテーマとした合唱を披露していただきました。
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講 演 1 「生まれてきてくれてありがとう。あなたのままで輝いて。」
講師:宮永 奈々美さん(助産師)
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講 演 2 「DVにさらされた親子のトラウマ・ケア ~私たちに出来る事~」
講師:白川 美也子さん(こころとからだ・光の花クリニック院長)
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参加者の感想
●三日月中合唱部のすてきな歌声に癒されました。宮永先生の優しい語り口に「このような話を聞ける中学生は幸せだな」と思いました。娘の中学校でも「生」や「性」の講演はあっても今日のようなお話の内容は初めてでした。周りの中学生も真剣に聞いていました。
●初めてDV、トラウマの話を真剣に聞きました。学生の時に聞いた時は自分には関係ないと思い、ただ話を聞いていました。今回、自分が被害者、加害者とかかわることが増えることもあり、講演を聞きにきましたが、支援者側である自分たちも被害者、加害者になるリスクがあるなと感じました。また、話し方も、自分達の基準で考えて話をすることが全く伝わらず、相手を理解して、相手の目線で話をすることがものすごく大事だなと感じました。
●合唱は、心が洗われるようでした。講演1も、2も感動しました。涙が出ました。1は、隣にいる人を大切にしよう、その人も、1mmから、大きくなった命なんだと思いました。2は、改めて自分や、周りの人のことを客観的に見ることができました。ありがとうございました。
●どういうメカニズムで、被害者の心が揺れ動くのか、教えて頂けて少し想像がつくようになりました。今後、DV加害者、被害者の方と関わる中で今日聞いた白川先生のお話を思い出す時がくるのだろうなと思いました。
【主催】 佐賀県
【主管】 佐賀県DV総合対策センター
【共催】 小城市
【後援】
佐賀県医師会、(一社)多久・小城地区医師会、公益社団法人佐賀県看護協会、佐賀県弁護士会、
佐賀県臨床心理士会、認定NPO法人被害者支援ネットワーク佐賀VOISS、国際ソロプチミスト佐賀、
国際ソロプチミスト佐賀有明、小城市男女共同参画ネットワーク、佐賀大学、西九州大学、
西九州大学短期大学部、佐賀女子短期大学、九州龍谷短期大学、NHK佐賀放送局、サガテレビ、
佐賀新聞社、西日本新聞社、NBCラジオ佐賀、エフエム佐賀 (順不同)