平成28年度 「女性のための護身術講座」を開催しました

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  11月12日(土)アバンセで「女性のための護身術講座」を開催しました。

  講師にインパクト東京代表の森山奈央美さんを迎え、受講者17名で護身術のレクチャー及び実技を実施しました。

 

 講師の森山先生は、知識・意識・技術の3つをそろえると被害に遭いにくいと説明されました。まず初めは知識を養うためのレクチャー。その中で基本的対処法として、NO・GO・TELLの3つがあり、NOとはイヤと言うこと、GOは逃げる、その場を去る、TELLは話す、相談すると説明されました。演習で相手に「イヤと言う。」練習をしましたが、なかなか断れず、いろんな理由を言ったり、あいまいな返事をする方も多く、はっきり断ることの難しさを学びました。

 

  また「声」を使い相手をひるませることができることも教わり、低く太い声を出す練習をしました。更に人間には本来持っている危険を察知する能力があり、自分の危険センサーを信じることも大切だと言われました。「何か変だな」「何かイヤな予感がする」等の自分の感覚は頼りになるので、そう感じる、五感・六感を大事にするよう呼びかけられました。

 

 レクチャーの後は、いよいよ実技!姿勢を正し颯爽と歩く練習や、周囲に目を配り、時々後ろを振り返る習慣をつけると良いと説明されました。ほかにも、レディ・スタンス(防御と拒否の意志を示す姿勢)や自己防衛のやり方を参加者みんなで実践しました。

 

主催:公益財団法人 佐賀県女性と生涯学習財団

 

 

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      レディ・スタンス                 自己防衛の実技

 

 

参加者の感想より

「私にできるかな?」と思っていましたが、想像していたより出来て、イザという時役に立ちそうです。

 

声を出すことがとても大事だと言うこと。普段の生活でこんなに大きな声を出すことがあまりないので、

  「大きな声」に緊張したが、出せたのでよかった。

 

知識・意識を持つ事で護身になるという事、まず姿勢を意識しようと思いました。

 

NOと言う大切さ、嫌なことは嫌とはっきり言おうと思いました。女性の自分でも自信が持てました。

   子どもも早い段階で、こういった講座を受ける機会があったらなと思いました。

 

五感・六感を常日頃からきたえておく必要があるのだと思いました。大変楽しい中で、護身術のための

   お話、実技を学ぶことができました。ありがとうございました。

 

 

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