令和7年度 自治会における女性参画推進事業(基山町)を開催しました

 今年度からスタートした「自治会における女性参画推進事業」。地域での男女共同参画を推進し、女性の参画を促進するため、自治会等の地域活動団体を対象に講座やワークショップを開催しました。

 講師には全国津々浦々で地域や行政、企業等に入り、ジェンダーギャップ解消に向けての取組みや男女共同参画の推進を行われている萩原なつ子さん(国立女性教育会館NWEC 理事長)をお迎えしました。

基山町男女共同参画セミナー「だれもが参画しやすい地域づくりについて ~多様性とジェンダーの視点から~」

令和78月18日(月)1400分~1600分 基山町民会館 小ホール


 初回となる第1回は基山町との共催で開催。当日は、基山町内の区長、民生委員、町議会議員や町民の皆さん、そして男女共同参画委員の職員、のべ55名に参加をいただきました。講師萩原さんの講演に加え、歌あり、ワークあり、川柳づくりありで大変賑わいのある講座となりました。


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講師 萩原なつ子さん(国立女性教育会館NWEC 理事長)


無意識の思い込み(アンコンシャスバイアス)に気づくことの大切さ

 始めは自己紹介のワークからスタート。参加者同士の意外な一面が垣間見え、会場は早速盛り上がりを見せました。また、その中の簡単な作業を通して “無意識の思い込み”への気づきもありました。萩原さんは「地域の役割分担や男女のイメージにも同じような思い込み、アンコンシャスバイアスが潜んでいます。誰にでもあるものですが、大切なのはそれに気づくことです」と説かれました。

 今、日本全体で少子高齢化が進み、地域の担い手不足が課題となっています。そのような現状に対しても「 “男だからこう”“女だからこう”とった思い込みによって選択肢を狭めず、多様な人が活躍できる社会をつくることで、持続可能な社会をつくることができます」と続けられました。


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SDGs「誰一人取り残さない」地域づくり Well-beingをめざして

 また、SDGsに触れ、“誰一人取り残さない”地域づくりについてもお話しいただきました。誰一人取り残されず「助けて」と言える社会づくり、そして、誰もが肉体的、精神的、社会的に健康でいられるWell-beingな地域社会をめざす為にも、多様な人が地域に参画し、多様な視点から物事を決めていくことが必要となってきます。萩原さんは豊島区等の例を挙げ、女性が政策決定の場に入ったことで、まちの課題意識が変わり、まちが変わっていった事例を紹介されました。


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グループワークと川柳

 後半は「地域活動に誰もが参画するにはどうしたらよいか」をテーマに参加者同士で意見を出し合いました。

模造紙には「若者・女性・子育て世代も参加しやすい仕組みづくりや役割分担」「行事や会議の負担を見直す」等、様々な意見が出てきました。中には立ち上がって頭を突き合わせ、考え話し込むチームも。


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 最後には出し合ったキーワードで川柳を作り上げました。萩原さんはこれにコメントしながら「ジェンダーギャップ、そしてジェネレーションギャップ、様々なギャップを埋めていくこと。それがWell-beingな誰一人取り残されない、取り残さない素敵な基山町に繋がっていくんじゃないかなと思います」とまとめ、参加された皆さんにエールを送られました。


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参加者の声

アンケートより(一部抜粋)

  • 自分の固定概念が必ずしも正解ではないということに改めて気づけた研修会でした。相手の考えを知って、自分の考えと照らし合わせるいい機会でした。
  • グループになってのセミナーがとてもよかった。思い込みというワード、考えさせられました。

  • ワークショップ形式でいろんな人の意見が聞けてよかったです。
  • 意見交換をたくさん行えたので、自分の考えが広がった。

  • バイアスや固まった考え方を見直すきっかけになった。
  • 短いフレーズを組み合わせて地域づくりのヒントができたことに驚いている。

  • ジェンダーの線を越えた考え方ができるようになりたい。
  • 日頃から様々なバイアスが自分の中にもあることを自覚して忘れないことが必要。

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