令和2年度 県民講師チャレンジ講座
【3歳までのママ向け おもちゃの片づけ講座】
※県民講師チャレンジ講座・・・県民の方が講師となって講座を開催するチャレンジ講座です。
- 講座名 「3歳までのママ向け おもちゃの片づけ講座」
- 講師名 福田 孝子(ふくだ たかこ)
- 日 時 令和3年1月27日(水) 10:00~11:30
講師の福田さんは「環境が整えば、小さな子どもでも片づけができるようになる。片づけを通して子どもの自立を後押しし、子育て中のママの心と時間のゆとりにつなげたい」と講座を開催されました。
福田さんは放送局でニュースキャスターやラジオのパーソナリティを経験された後、出産を期にライフオーガナイザーの資格を取得されました。その頃はお子さんが小さかったこともあり、なかなか部屋の片づけが出来ないという悩みを抱えていたそうです。現在も子育て真っ只中の福田さん。参加されたママたちの「参加のきっかけ」や、シェアワークで出てきた「片づけの悩み」にも優しい表情で、うんうんと頷きながら応えられていました。
「片づけ」はなぜか「めんどう、時間がかかる」などのマイナスイメージを持たれがちだけど「片づく仕組み」を作ってしまえば、自然とモノが元の場所に戻るようになるそうです。福田さんは自宅の写真(ビフォー、アフター)を見せながら、どの順番で取り組んだらよいか、また、その方法を伝授。工夫をすることで「片づけなさい」と言わなくても、子どもが自然と片付けられるようになったそうです。また片づけに役立つグッズも会場に用意され、実際に参加された皆さんに見ていただきながら解説をされました。納得の様子でメモを取るママたち。すぐに実践へ移せる、役立ち情報が満載でした。
続いて絵本を使っての読み聞かせ。子どもに片づけの楽しさを伝えるのに、絵本はとても有効なのだそうです。現在も司会業を務める福田さん。さすがの読み聞かせで、これもママ達に大好評でした。その他、子どもが片付けたくなる「声かけ」も紹介。参加された方からも「さすが〇歳!」など効果があった声かけの例が挙がり、アイディアの共有ができました。
最後に、福田さんから「片づけを通して、子どもの考える力を育むことができます。片づく仕組みを作って、習慣化し、ママの心と時間のゆとりにつなげてください」とメッセージを送られました。講座終了後にも、参加された方から沢山の質問、相談が寄せられていました。
【参加者の感想より】
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片づけを頑張っているつもりでしたが、子どもにうまく伝わっていなかったかな・・・と反省しました。
使いやすい、しまいやすいルールを子どもと一緒に考えてみようと思います。
“習慣が大切”というのも共感しました。
声掛けなども気をつけていこうと思います。(「片づけなさい!」と言いがちだったので・・・)
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実践の写真があり、とてもイメージしやすく、勉強になりました。
何よりステキな声での音読(読みきかせ)にほれぼれしてしまいました。
1時間半、あっという間で勉強になりました。
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コロナや子どもに対してのご配慮がありがたかったです。
成功例と失敗例を紹介してくれたところが良かったです。
講座を受けながら我が家と比較でき、じっくり見直せました。
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なんとなくの分類はしていたけど、1つずつの細かいところまでできていませんでした。
帰ったら実践しようと思います。
今後の福田さんの活躍を応援しています。