令和2年度 県民講師チャレンジ講座

 【はじめてでもわかる!中国茶を楽しもう!】

※県民講師チャレンジ講座・・・県民の方が講師となって講座を開催するチャレンジ講座です。

  • 講座名  「はじめてでもわかる!中国茶を楽しもう!」
  • 講師名   樋口 由美子(ひぐち ゆみこ)
  • 日 時   令和2年11月28日(土) 10:00~11:30

樋口さん1


講師の樋口さんは「中国茶には多くの種類があるけれど、日本ではまだあまり知られていない。ぜひ、種類の豊富さ、淹れ方、味わい方などを知って、中国茶に興味を持っていただきたい」と講座を開催されました。


樋口さん2  樋口さん3


中国茶には、なんと数千もの種類があるそうです。そしてそれらは発酵度の違いによって、緑茶・白茶・黄茶等々・・・大きく6つに分類されるのだとか。例えば、日本で馴染みのある中国茶に烏龍茶がありますが、これは「青茶」に分類されるということです。


では、日本茶とどのような違いがあるのでしょうか?樋口さんは作り方や味わい方、茶道と茶藝(ちゃげい)
の違いなどから、これをわかりやすく解説されました。さらに、歴史や有田焼を通して中国茶と佐賀の関わりについて触れられ、参加された方も興味津々の様子で聞き入られていました。

   

樋口さん5  樋口さん4  


そして、いよいよお茶の試飲です。この日、3種のお茶を準備された樋口さん。それぞれの茶葉を皆さんに見てもらいながら、味や香りの特徴、産地について詳しく紹介されました。お茶を淹れる器にも種類があり、中には、「この茶器はこのお茶」と使い分けているものもあるそうです。お湯の温度は?蒸らす時間は?と、飛んでくる質問に答えつつ、樋口さんは優雅な手つきでお茶を淹れられます。「いい香り」「色がキレイ」と目や鼻で楽しみ、味わう皆さん。樋口さんの「五感で感じてみてください」とのアドバイスのもと、中国茶をしっかり楽しまれていました。


続いて、参加者の方もちょっとだけ実践。「ここは香りが飛ばないように、急いだほうがよいですね」「熱いので気を付けて、ここを持ってください」などアドバイスをもらいながら、代表して2名の方が上手にお茶を淹れられ、これを皆で味わいました。


用意された中国の音楽や飾りの演出、そして会場に広がるお茶のいい香り。さらに、参加された中国出身の方に中国語の発音を披露してもらう場面もあって、アバンセの会場にいながら中国を感じ、味わえる癒しの時間となりました。会場からも「こうしてゆっくりお茶を楽しむのは良いですね」「贅沢な時間でした」との感想が聞かれました。



【参加者の感想より】

  • 先生のお話もとってもわかりやすく、楽しく、お茶を楽しめました。中国茶が好きになりました。

  • 知らないことをたくさん吸収できて楽しかったです。ゆったりした時間を過ごせて贅沢でした。

  • 初めて参加させていただきましたが、このような勉強の場があると視野が広がります。

    また参加したいと思います。

  • 久々にお茶をいただけて楽しかったです。佐賀で中国茶に触れられて嬉しかったです。
  • とても美味しいお茶が飲めました。


今後の樋口さんの活躍を応援しています。


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