県民講師基本とスキルアップ講座 第5回を開催しました
新しい景色ひろがる 講師デビュー 6ステップ【6回連続講座】
ステップ5 伝わる!コミュニケーション (10月16日) -オンライン-
あなたが目指したい講座は?
さあ、今回はZoomに戻っての講座です。まずは、これまで参加した「よかった講座」「よくなかった講座」について、ジャムボードにメモを取りながら意見を出し合うグループワークを行いました。「これもある!」「あと1分!」「私がメモします!」とオンラインであることを忘れるくらい次々と声が出て盛り上がるグループも。
相手に伝わる伝え方、表現方法
メイン画面に戻って、グループワークの内容を共有した後は、相手に伝わる伝え方や表現方法について学びました。
「“話をする”と“伝える”」は違うと福成さん。同じ言葉でも、立場や価値観、年代などの違いで、受け取り方は人それぞれ。そのため、簡潔な表現方法や話の組み立て方など、意識して行うことが必要になってきます。福成さんはこの伝えるスキル、また、話すときに気を付けたい表情や声の出し方についても、丁寧に説明をされました。実践に取り入れたいアドバイスの数々に皆さん真剣に聞き入っていました。福成さんは「技術や情熱も必要ですが、皆さんの人間力も大切にしてください」と、ここでも「私らしい」講座を作っていくよう伝えられました。
講座の場の作り方、ファシリテーションスキルを身につける
続いては「ファシリテーション」についてです。受講生の皆さんも、学びたい!と受講動機に書かれるほど期待の声が大きかった内容です。福成さんも「ファシリテーションスキルは講師にとって大事なスキル」とし、人を巻き込み、繋ぐための心がけや技術について解説されました。ウインドウには「なるほど!」大きく頷く受講生の皆さんの姿。ただし「講座は生もの。準備していたとおりにいかないこともあります」と福成さん。「その時々で、場を見極めながら進めましょう」とアドバイスされました。
その後、受講生から「話していると”あのー“と、ノイズがつい出てしまいます。どうしたら?」「反発の意見が出たときの対応は?」など具体的な質問も挙がり、これにも対処法を教えていただきました。
オンラインにもすっかり慣れて、皆さんの楽しそうな笑顔や大きな反応が画面に広がりました。
講座後は
事前に寄せられた質問に対し、福成さんがフィードバック!スペシャルなQ&Aの時間です。「アイスブレイクの内容は?」「講座で話すときの視線は?」など、質問もだんだんと具体的に。受講生にとことん向き合い、丁寧に答える福成さん。そんな講師としての姿勢も学びたいとの感想が寄せられました。
【受講生の感想より】
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余韻の残る濃密な講座でした。
講座冒頭で相手をどう引きつけるか。受講生に自分事として考えてもらえるか。
すべて相手目線が大切だと、それぞれのパートで改めて痛感しました。
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ファシリテーションのことを詳しく聞けて良かったです。
参加者に何を伝えたいのか、伝わっているのか、その場を想像しながら聞くことができました。
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自分自身が行っている講座を見直すことができました。話し方を気を付けたいと強く思いました。
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話し方、伝え方、講座の場の作り方、知りたかったことがギュギュっと詰め込まれた回でした。
「緊張している場合ではない」という言葉にドキッとしました。
場を見て対応できるように・・・頑張ります!
- 内容全てが為になりました。講師の核を教えて頂きました。ありがとうございました。