令和2年度課題解決支援講座事前研修を開催しました!


「課題解決支援講座」は、市町・公民館等(※)・アバンセの三者が協働して、それぞれの地域の課題を解決するきっかけとなる講座を企画し、開催する事業です。(※)コミュニティセンター等含む。

平成24年度から始まったこの事業。これまでに県内12市町(26地域)で講座を実施しました。


9年目となる令和2年度は、佐賀市(西川副公民館)・唐津市(大良公民館)・武雄市(武内公民館)の3地域で開催します。

今回も事業のスタートを前に、各市町・公民館・アバンセの担当者が一堂に会し、事前研修を行いました。


令和2年度開催地域募集チラシ (1713KB; PDFファイル)


令和2年度開催公民館

令和2年7月28日(火)課題解決支援講座<事前研修>

ホールでの自己紹介の様子 アバンセ事業統括の講義


今年度はコロナ感染予防のため、スペースを確保できるホールでの開催となりました。自己紹介もマスク着用のまま、名前を呼ばれると手を振り挨拶を交わすなど、いつもとは少し違った雰囲気の中でスタートしました。

講座の説明、前年度事業紹介の後、アバンセ事業統括の上野景三より「地域課題解決に向けた企画立案と展開」について講話を行いました。


話の中で「公民館はとても小さな職場。一人ではできないことが、この課題解決支援講座で三者集まり相談することで、新しいものを作ることができる」「地域課題とは地域の課題故に、簡単に解決するものではない。まずは課題を見つけ、解決するために力を借りたい人や公民館に集まってもらいたい人は誰かを見つけよう」と呼びかけました。また、「短い時間で成果は見えなくてもタネをまくことはできる。長く続ければ手に入るものがあるかもしれない」と、スタートラインに立った開催地域の担当者にエールを送りました。

前年度開催地域の振り返りと今年度開催地域へのメッセージ

令和元年度に取組まれた、鳥栖市(鳥栖まちづくり推進センター)、伊万里市(東山代公民館)、鹿島市(能古見公民館)より、1年前にこの事業に取組んだ時の気持ち、講座を通しての気づき、これからの展望について語ってもらいました。


前年度鳥栖まちづくり推進センター前年度伊万里市前年度能古見公民館


3地域とも「とりあえずやってみよう」という気持ちでスタートしたけれど、打合せを重ねる中で当初の不安を払拭することができたと振り返られました。また、「参加者が楽しく参加できる講座の仕掛けを学んだ」「講座の後に住民からいろんな感想が届いた。手ごたえを感じた」「これからも住民と同じ目線で取組んでいきたい」と語られました。今年度の開催地域に向けては「あまり気負わずに!」「みんなでじっくり考えていくと上手くいきます!」等の応援メッセージが送られました。

今年度開催地域の抱負

次に、今年度取組まれる佐賀市(西川副公民館)、唐津市(大良公民館)、武雄市(武内公民館)より、この事業に手を挙げた理由、チャレンジしたいこと、今の気持ちについて語ってもらいました。


今年度佐賀市立西川副公民館今年度唐津市大良公民館今年度武雄市武内公民館


「地域を巻き込むにはどうしたらいいの?」「過疎化する地域の未来に危機感を感じている」「これからの地域行事のあり方を考えたい」等、それぞれの公民館が抱えている悩みや想いを聞かせてもらいました。課題の洗い出し、企画づくりはこれから始まりますが、市町、公民館等、アバンセの三者で「なるほど!」の声があがる事業に展開していくことを期待しています。

意見交流

この事前研修には「課題解決支援講座」の内容が気になる!知りたい!という、開催地域以外の公民館や行政職員にも参加を呼びかけています。総勢30人程の意見交流はどうしても密になりがちです。そこで、この時間はアバンセ手作りのフェィスガードを着用して、ステージ上の前年度開催3地域のブースを回りました。


意見交流① 意見交流②


講座に取組んだ公民館職員等に直接話を聞ける交流の時間。「企画会議は何回しましたか?」「講師はどのようにして探しましたか?」「集客方法は?」「ワークショップの様子はどうでしたか?」等、それぞれが聞いてみたいことや伝えたいことで盛り上がりました。

想いをつなぐ(令和元年度開催地域➡令和2年度開催地域)

最後に、前年度と今年度開催地域のみなさんと一緒に『くす玉』割りを行い、令和2年度の課題解決支援講座がスタートしました。これから講座開催に向けて、各地域で準備を進めていきます!


くす玉割り①くす玉割り②くす玉割り③


集合写真


『くす玉』から出てきた四字熟語は「一蓮托生」

この言葉のように、コロナに負けず力を合わせて頑張りましょう!!


これまでの課題解決支援講座(講座レポートをご覧いただけます)


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