令和元年度 課題解決支援講座(鳥栖市)を開催しました

【課題解決支援講座について】

佐賀県立生涯学習センターでは、市町・公民館等との共同企画で、地域課題の解決に向けて取り組む講座を開催しています。<令和元年度は鳥栖市、伊万里市、鹿島市の3地域と共催>

令和元年度 課題解決支援講座【鳥栖まちづくり推進センター】

鳥栖市は、鳥栖市市民環境部 市民協働課×鳥栖まちづくり推進センター×アバンセの3者共同で、人と団体が集い交流できる新たなイベントを住民が主体となって企画、実施する講座を開催。

地域住民の力と自主性を引き出し、継続的な連携、活動へ繋げることをめざしました。

その講座の様子をお伝えします。


共催3者の図


講座名  みんなでつくる「とす まち もち まつり」

【会場】鳥栖まちづくり推進センター  【対象】鳥栖地区在住の方

【コーディネーター】いわたて ただすけ さん(株式会社ニコ 代表)


第1回 まちをHAPPYにするアイディア出し

【日時】令和元年11月11日(月)19時~20時30分

第1回、第2回の講座は鳥栖地区まちづくり推進協議会メンバーを対象に、まち協定例会の中で開催しました。

ミニパネルディスカッション

まずはミニパネルディスカッションでまち協の会長、部会長、市役所担当者、事務局長にお話を伺いました。ファシリテーターはアバンセの上野事業統括です。「日ごろのお悩みは?」「これからどんな鳥栖地区にしたいですか?」との質問に、パネリストの皆さんそれぞれの立場から地域への想いを語っていただきました。

そして、事業の目的を会場の全員で共有。さあ、この後は参加者の皆さんからも意見を伺っていきますよ~。

統括 パネルディスカッション

▲ファシリテーターの上野事業統括    ▲パネルディスカッションの様子

アイスブレイク

次は、参加者のみなさんの緊張をほぐすアイスブレイクです。まち協メンバーの進行で「あめだまじゃんけん」を行いました。自己紹介とじゃんけんを繰り返し、飴をやりとりしていきます。ご覧くださいこの笑顔(写真)。一気に会場が和みました!

あめだまじゃんけん1 あめだまじゃんけん2

ワークショップ ~コンセプトを考える~

そしていよいよ、グループワークです。コーディネーターは株式会社ニコ代表・佐賀ライターのいわたてただすけさん。「長く継続できる『もちまつり』にするために、鳥栖のいいところを出し合い、鳥栖ならではのコンセプトを考えましょう!」との呼びかけに、少人数に分かれてアイディア出しを行いました。

いわたてさん ワークショップ1

▲コーディネーターのいわたてさん

ワークショップ2   ワークショップ3

▲ワークショップの様子


鳥栖といえば・・・との問いに、皆さんから多く出たのは「交通の分岐点、ジャンクション、鳥栖駅」などなど。いつもの会議と違った雰囲気に、最初は戸惑う方もいたようですが、実際に話してみると楽しんでいただけた様子。初めての方同士も会話が弾み、会場は大盛り上がり。意見が出しやすかった!との声を多くいただきました。また、鳥栖の良さを再発見したという方も。皆さんの意見、鳥栖の良さを反映したもちまつりにしましょう!と次回に向けて決意を固めました。

受講者の感想
  • いつもと雰囲気が違い、話しやすかった。グループでの意見があんなに出るとは思わなかった。
  • パネラーの方々の想いが“なるほど”と感じることが多かった。講師の方の誘導がとても具体的で、楽しみながら学ぶことができた。
  • 鳥栖、地元に対する愛着が増してきた。
  • 物事の考え方など、新しい展開になっていきそうで楽しみ。

第2回 アイディアをかたちに

【日時】令和元年12月2日(日)19時~20時30分

アイスブレイク

この日も講座の初めに、まち協メンバーにアイスブレイクで場を温めてもらいました。紙の”こより”を使った綱引きです。5分間と短い時間でしたが、効果は絶大で、笑い声が大きくなるにつれ、皆さんの距離がぐっと近くなっていく様子が伺えました。

アイスブレイク アイスブレイクの様子 

ワークショップ ~アイディアを出し企画する~

さあ、今回は、前回出た「鳥栖のよさ」をふまえ、どんなもちまつりにするか具体的な内容を考えていきます。

コーディネーターのいわたてさんからは、1人1人が得意なことを持ち寄り、意外な人と人の組み合わせで、地域の可能性がぐんと広がるということをお話しいただきました。これを受け、参加者同士、自身が得意なこと、やれることを話しました。じっくり会話するのは初めてという組み合わせのグループもありましたが、お互いの意外な一面を知るきっかけになったようです。続いてはもちまつりのアイディア出し。30~80歳代、様々な立場、団体からの参加者たちです。出たアイディアも実に様々。ユニークな案が多く上がりました。

その後も会場はどんどん意見が白熱。最後は、当日にレクリエーションを行うか、もちだけに集中したイベントにするか、意見が割れるくらい盛り上りました。皆さん、自身の考えをしっかり話されながら、違う意見が出ても否定せず拍手を贈られます。次々と上がる手と発言に、自分事として真剣に今回の事業に取り組んでいただいている様子が伺えました。最終的には、餅班とレクリエーション班に分かれ、得意な方を担当し、準備を進めようと決まりました。

講座の様子1 講座の様子2 

▲会場からのアイディアを紹介するいわたてさん  ▲各グループで出たアイディアを発表

講座の様子2 

受講者の感想
  • 明るい会合だった。時間が足りなくなるくらい意見が出て良かった。
  • 1人では出来ない事が多数になると可能性が拡がる。
  • 皆さんから出た案がおもしろかった。グループワークのまとめが印象に残った。
  • 知らない方ともコミュニケーションが取れた。

第3回 とす まち もち まつり

【日時】令和元年12月22日(日)10時~13時

みんなで実践! とす まち もち まつり

いよいよ第1回、第2回を通してアイディアを出し合い企画をしたイベントの実施です。

当日はあいにくの雨。この日のために準備を進めてきたまち協や地域の皆さんから心配の声も上がりましたが、予想を超える310名の方が続々と集まり、会場いっぱいの賑わいを見せました!

鳥栖地区らしさ(交通の要所)をテーマに用意された充実のメニューは以下のとおりです。

 <<当日のメニュー>>↓↓
 子どもたちの餅つき体験
 鳥栖4つ葉のジャンクションにちなんだ4つの味もち
 鳥栖駅の機関車“ふろやん”のスクリーンシアター
 おわんピンポンゲーム
 鳥栖令和のもちまき(当たりくじつき!)
 寄せ書きコーナー
 国鉄時代の鳥栖駅写真パネル展示
 切符の形の食券
 などなどなど。

どんどん関わっていただく方が増え(最終的には90名のスタッフが力を合わせました)、会場の鳥栖まちづくり推進センターを拠点に、人、団体が集う一大イベントとなりました。地域の方々に喜んでもらい、準備した皆さんも「自分たちでこれだけのことができた!」と自信とやりがいを感じていただけたようです。また次回は工夫して・・・と来年の計画を話す声もそこかしこから聞こえてきました。

もちまつり1 もちまつり2

▲もちつき体験をする子どもたち         ▲とすの機関車ふろやんのシアターショー

もちまつり3 

▲4つの味もちを振る舞う食改のみなさん

もちまつり3 もちまつり5

▲昔の鉄道の写真に解説、カメラマンとしてご協力も ▲ゲームコーナー

もちまつり7 もちまつり6

▲留学生も参加                 ▲スタッフの集合写真「みんなでやったぞー!」      

イベント参加者の感想
  • 皆さんで協力されていて、地域の方の雰囲気が良いと思った。
  • 子どもたちは初めての餅つき。体験ができてよかった。
  • 普段地域の行事に参加したことがなかったので、今日はいい機会になった。参加しやすくてよかった。
  • 地域でこのような機会があるのはありがたい。子どもたちも喜んでいる。
受講者の感想
  • 自分たちでこんなに大きなことができたと発信していきたい。
  • 企画から参加していたので、皆さん「あれはどうなった?」と担当外のことも気にかけてもらえた。「来年は~」と自然と次回に向けてのアイディアが出ていた。
  • 参加者に喜んでもらい、とても嬉しかった。次回はもっと工夫したい。楽しかった!
  • 大変だったけど、やっぱり自分の意見(アイディア)が形になるのは嬉しい。

第4回 文化祭でイベントの紹介

【日時】令和2年2月1日(土)9時30分~16時

    令和2年2月2日(日)10時~14時


第4回では、鳥栖地区文化祭の中でこれまでの講座を振り返り、もちまつり当日の様子を地域の方に見てもらおうと準備しました。

スライドショー

ひとつめはスライドショーです。文化祭のステージの枠をもらい、2日間、2回上映しました。司会はまち協メンバー。もちまつり参加者から「いろんな世代の方が笑顔で接してくれて、すごくいいまつりですね」と言葉をかけてもらったことなど紹介されました。

スライドショー スライドショー2

パネル展

ふたつめはパネル展です。9枚のパネルを鳥栖まちづくり推進センター本館と分館それぞれに展示しました。もちまつり当日来た方には振り返りとして、また、来れなかった方にはまち協の取組みを知ってもらい、来年に向けてのPRとして、ご覧いただけたのではないかと思います。

パネル展


パネル展図>>パネル展の内容はこちら (4923KB; PDFファイル)


講座を終えて

講座を終えて、スタッフでふり返りを行いました。

  • 参加者が多かったことは素直に嬉しい。様々な方が協力してくれたので輪が広がったのだと思う。
  • 地域の皆さんの意見を多く取り入れることができた。手上げ方式で自分の得意なことをやってもらい、自主的に動いてもらうことができた。
  • 会議でたくさんの意見が出た。終わってからも会議(振り返り)で意見が次々と出てきて嬉しかった。
  • まちづくりセンターに来たことがない人にもセンターを知ってもらうきっかけになった。
  • まち協、まちづくりセンター、地域の団体が連携することができた。
  • 地域の皆さんの経験を活かせる場となったし、若い人は学ぶ機会になった。
  • 世代間交流ができた。普段関わりをもたない方々とも振れあうことができたのは有りがたい。
  • 今の雰囲気を今後につなげていきたい。

などの意見を交わしました。


鳥栖まちづくり推進センターと鳥栖市、アバンセで悩みながら、何度も打合せを重ねてスタートしました。ですが、講座が始まってからは、まち協をはじめ地域の皆さんのアイディアと力をいただき、「もちまつり」まで転がるように進み、地区全体を巻き込んでイベントを実施することができました。ご協力いただいた団体の方々も本当にありがとうございました。

これからも、まちづくり推進センターを拠点に、地域の皆さんの交流や新たな連携が広がっていくことを期待しています。


「とす まち もち まつり」チラシ

とすまちもちまつりチラシ>>ちらしはこちら (2198KB; PDFファイル)


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