令和元年度 課題解決支援講座(伊万里市)を開催しました

【課題解決支援講座について】

佐賀県立生涯学習センターでは、市町・公民館等との共同企画で、地域課題の解決に向けて取り組む講座を開催しています。《令和元年度は鳥栖市、伊万里市、鹿島市の3地域と共催》

令和元年度 課題解決支援講座【伊万里市東山代公民館】

伊万里市は、伊万里市教育委員会×東山代公民館×アバンセの3者共同で、地域住民が知り合い、つながる場づくりを通して、多世代交流を促し、自発的な地域活動への意識向上のきっかけとなる講座を開催しました。

その講座の様子をお伝えします。

伊万里市東山代公民館


講座名  めざせ!ポットラックタウン☆東山代 ~みんなのアイデアを持ち寄ろう~

【会場】東山代公民館  【対象】東山代町に在住の方

【コーディネーター】山内 一祥 さん(佐賀大学全学教育機構高等教育開発室 講師)


ポットラック』とは、”ありあわせの料理”や”参加者が持ち寄る料理で開く気軽なパーティー”のことを言います。今回の講座は、食べ物に限らず、地域の皆さんの知恵や経験などを持ち寄る会として開催しました。

第1回 今をどうする? ポットラック大作戦!

【日時】令和元年11月28日(木)19時~20時30分


講師 第1回

▲コーディネーターの山内 一祥 さん

第1回は「今をどうする?ポットラック大作戦!」をテーマに、東山代に”今あるもの”に目を向けて、住民目線でまちのことを考えながらざっくばらんに話し合い、交流を深める会として開催しました。

アイスブレイク

はじめに、参加者のみなさんの緊張をほぐすためにアイスブレイクを行いました。

自己紹介を兼ねた「署名運動」と東山代に関する「東山代クイズ」に取組むうちに、初対面の方とも打ち解けた様子が見られました。

署名運動 東山代クイズ

▲署名運動「東山代に10年以上住んでますか?」  ▲東山代クイズ「町の花って何?」

グループワーク「”人のつながり・交流” を考える」

続いて、「東山代のまちで、人のつながりや交流が”深まる要因”と”阻まれる要因”とは?」をお題にしたグループワークを行いました。”深まる要因”としては「地域の行事やイベント」「学校や子ども会などの活動」「回覧板やゴミ出しの機会」など、”阻まれる要因”としては「地区住民の高齢化や人の転出」「生活スタイルの変化」「仕事の多忙さ」など、さまざまな意見が出されました。

その後、”深まる要因”に注目し、つながりや交流をさらに広げるための方法について考えていくと、お互いの意見が組み合わさってどんどん面白いアイデアが生まれる場面もあり、どのグループも熱心に取組まれていました。

ワークショップ ワークショップ


ワークショップ ワークショップ

受講者の感想
  • みんなでまちのことを考えるのはいいなぁと思った。東山代の良いところを見つけられた。
  • いろいろな年代の方と楽しく交流できた。
  • 誰もが気軽に、自由に発言できる雰囲気が良かった。
  • 自分の考えと他の人の考えが点と点で一致して、角度の変わった面白いアイデアが出てきて勉強になった。

第2回 みんなで創ろう! 東山代ポットラック♪スタンダード

【日時】令和元年12月12日(木)19時~20時30分


第2回講座 第2回講座

第2回はまず、”東山代らしい”ポットラック(持ち寄り会)の在り方について考えました。

山内先生より『この場に参加している皆さんの気持ちや感覚が大事』ということで、参加者の声から「共通の思いを持って一緒に作業する」「自由に発言できる」「新たな気づきや発見をする」などが挙げられ、”みんなが楽しく、満足できる場の条件”として共有しました。

グループワーク「地域の交流を創り出すアイデアを考える」

続いて、「〇〇を交流の機会にするためには?」というお題で、新たな交流やつながりを生み出すアクションプランを考えるワークを行いました。前回の”人のつながり・交流が深まる要因”からピックアップした「ゴミ出し」「町民体育大会」「スーパーでの買い物」などの場面で、さらに「知り合いが増える」「話が聞ける」などの要素を満たすための仕掛けや工夫についてアイデアを出し合いました。

普段は考えないようなことを具体的に考える難しさがありましたが、プラン作りに悪戦苦闘しながらも、みんなで知恵を持ち寄り、協力しながら話し合いが展開されました。

ワークショップ ワークショップ


ワークショップ ワークショップ

受講者の感想
  • 知らなかった人とも楽しく話すことができ、なるほど!と思うことが多かった。
  • 頭をやわらかく使い、”真剣に”遊ぶことができた。
  • 人によって考え方が違うので、新たな発見ができ、楽しかった。
  • 答えのないことを考える、そこでいかにアイデアが出せるかを体験して学ぶことができた。

第3回 やってみよう! ポットラックパーティー♪

【日時】令和2年1月16日(木)19時~20時30分


第3回講座 第3回

第3回は、”新春ポットラックパーティー”と銘打ち、「ポットラック」本来の食べ物の持ち寄りを呼びかけて開催しました。参加者の手づくりのたくあんやお菓子などが集まり、会場もより楽しげな雰囲気になりました。

グループワーク「東山代☆ポットラックすごろく」

前半は、「ポットラックすごろく」というものを使い、楽しく遊ぶ感覚でまちのことを語り合うグループワークを行いました。

「日常」「自然環境」「文化・歴史」「特産品」「公民館」などの中から選んだテーマのもと、”お題カード”に書かれた問いに対する答え(アイデア)を考えながらコマを進めていきました。

『あなたと子どもがハイタッチするためには?』『今まで知らなかった東山代の人と出会うためには?』『佐賀のニュース番組で取り上げられるためには?』などの問いに、意見を交わしながら、楽しくも真剣に取り組む様子が見られました。

ワークショップ ワークショップ


ワークショップ ワークショップ

後半は、持ち寄りの品々をいただきながらの交流タイムです。

食べ物を持って他のテーブルを回り、すごろくシートに書かれたアイデアを共有しました。

自分たちのまちをどのように楽しく暮らしやすくできるか、参加者の知恵やまちの情報が持ち寄られ、”東山代らしさ”が盛り込まれたアイデアに共感の声が多く聞かれました。

最後に、山内先生より「このように集まって話をする中でゆるいつながりができることが今の時代に必要だと思います。皆さんのアイデアが何か実現できると私も嬉しいですね。小さなことからでも東山代を盛り上げていきましょう」と激励のエールが送られました。

受講者の感想
  • 「すごろく」をしながら自然と会話が盛り上がり、いろいろな意見や発想が出てきて楽しかった。
  • 3回の講座を通して、顔見知りが増えた。気軽に名前を聞けるようになった。
  • これからは公民館である行事にもっと積極的に参加したい。
  • このように皆で集まって話をする機会が大切だと思う。

講座を終えて

講座を終えて、スタッフとコーディネーターの山内先生を交えてのふり返りを行いました。

  • 地域のことを考える場づくりができた。
  • 地域の人たちは「集まって話し合う場」を求めていたのではないかと感じた。
  • 今後も継続して今回のような機会をつくり、講座に参加していない住民にも広げていきたい。

などの意見を交わしました。


東山代公民館

7月から、伊万里市教育委員会、東山代公民館、アバンセの3者で企画会議を重ね、山内先生からのアドバイスもいただきながら、紆余曲折の末、3回の講座を実施できました。今回の講座が小さなきっかけとなり、東山代町がこれからも「ポットラック」なまちとして、地域の中で人が集い、交流するような”持ち寄り”の場が開かれていくことを期待しています。


講座だより

講座だより

課題解決支援講座(東山代公民館)講座だより (3647KB; PDFファイル)


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