生涯学習関係職員実践講座(実践編1)報告

佐賀県立生涯学習センターでは、生涯学習・社会教育関係職員に必要な知識や実践力を身につける
「生涯学習関係職員実践講座」(基礎編・実践編・課題編)を行っています。

実践編1は10月15日に開催しました。

思わず参加したくなる 募集チラシの作り方

趣旨やニーズに即した企画を地域住民に効果的に周知するため、公民館の主な広報手段であるチラシづくりの具体的なノウハウを学ぶ講座を開催しました。


1 思いを伝えるにはコツがある 講座への思いから考えるチラシづくりのポイント

講師

【講師】武永 勉さん(NHK大阪放送局報道部チーフ・ディレクター)


講師の武永さんは、自治体や大学、NPOや市民活動などを30年間取材される中、取材先のチラシやプレスリリースが「大事なことが伝わらず、もったいない」と痛感。10万枚のチラシを分析し『こうだったのか NPOの広報』の本を出版されました。また、広報アドバイザーとして協力されたNPOで、参加者を5倍に増やした実績をお持ちです。今回は、そんな武永さんを講師にお招きし、チラシづくりの視点や伝え方のコツを教えていただきました。


武永さんは「チラシは講座やイベントに来た人達にとって、どんな楽しいことや良いことがあるのかを、分かりやすく参加者の立場に立って書くことが大事」と説明されました。その上で、参加者視点の捉え方について、事前に提出された参加者のチラシを教材に、チラシづくりで一番重要なキャッチコピー(タイトル)のつけ方から具体的に指導していただきました。

続いて、自分で講座の魅力を発見できるよう、開催時期や講師などの項目ごとに魅力の見つけ方を説かれました。夏休みだから(自由研究に)ぴったり、講師は経験豊かで初心者にとって分かりやすい、など参加者のメリットになることを一つひとつ言葉にしていくのがコツだそうです。そのことを踏まえ、自身の作ってきたチラシの中にある価値を書き出す作業をしました。

始めは作業に戸惑っていた受講者達も、可視化されることで改めて講座の魅力に気づき、書き出した「価値発見シート」を全体で共有し、客観的に見ることで、さらに理解が深まっているようでした。


2 思わず参加したくなるための具体的なテクニックを学ぶ

次に、チラシのレイアウトやデザインを学びました。武永さんは、たくさん送られてくるチラシの中で、少しとでも見てもらえるように、キャッチコピーは紙の上の3分の1に簡潔に並べる。そして、読んでもらいやすいように、文字の周りをイラストで飾ったり、装飾文字を使わないなど、タイトルの配置や余白の取り方を教えられました。簡単なことだけれど、意外と出来ていなかったことに気づかされました。

最後に「参加者視点はチラシだけでなく、公民館報やSNSなど、あらゆる広報に当てはまります。広報力は、相手の視点で自分の価値を再発見し、伝わるコトバをつくることです」との言葉を受け、「自分も相手もハッピーになる」という広報力を身につけたいと感じました。


 


 講師


参加者の声 (講座アンケートより)

  • 自分のチラシを持ち寄ったおかげで、具体的かつ自分のこととして改善点を考える事が出来ました。
  • 広報の技術論だけでなく、起点を自分達の価値、仕事の意義を再確認するところまで掘り下げる姿勢に感動しました。
  • 伝わるチラシの作り方が具体的に分かり練習もできたので、すぐやってみようという気持ちになりました。
  • 話が具体的で分かりやすかったです。実際の例を見てさらにそれらが改善されていくのが良かったです。

トップへもどる