生涯学習関係職員実践講座(基礎編1)報告

佐賀県立生涯学習センターでは、生涯学習・社会教育関係職員に必要な知識や実践力を身につける
「生涯学習関係職員実践講座」(基礎編・実践編・課題編)を行っています。
基礎編1は、6月18日(火)に鹿島市にて開催しました。(共催:鹿島市教育委員会)

明日からのヒントをつかむ 社会教育の基礎

第1回目となるこの講座では、社会教育を基礎から学ぶとともに、職員に求められる役割を踏まえながら、地域づくりのために何ができるか、社会教育や生涯学習の視点や働きかけについて理解を深める講座を開催しました。

1 社会教育はどこへ向かうのか~公民館の役割とこれからの視点~

 

【講師】上野景三

  (佐賀県立生涯学習センター事業統括・佐賀大学大学院学校教育学研究科教授)  


前半は「社会教育とは何か」について、社会教育の成り立ちや歴史的・法制度的な背景からの解釈を聞きながら、公民館の役割やこれからの視点について学びを深めていきました。

講師は「人口や世帯数などの数値的な背景を考慮し、公民館に訪れない住民も含めた『その地域に住むみんなの幸せ』を考え、その実現に向けて市町職員や地域住民と一緒に具体化してほしい」と呼びかけました。



  

インタビューダイアローグ

続いて、公民館で働く2名の方に登場していただき、公民館での取組みや想いを語っていただきました。

「人と関わることが好き」「模索しながらも、楽しみながら元気な地域づくりに取組んでいきたい」と語るお二人から、公民館の仕事の面白さややりがいが伝わってくる時間となりました。


 木原久美子さん(佐賀市立西与賀公民館館長)

木原館長は、子ども劇場や子育てサークルなどに関わる中で、公民館でも子どもの支援に関わることが出来るのではないか、との思いで公民館館長になられました。子どもから大人まで多世代が集い、地域の拠り所となる公民館を模索する中で、6~7年前から佐賀大学生との交流に着手し、今では大学生と協働で企画・運営する子どもの体験活動「西与賀キッズクラブ」に取組まれています。


井上久美子さん(唐津市外町公民館事務職員)

「公民館は地域の皆さんのもの」と語る井上さん。公民館を心地よく使っていただくために来館者への声かけや、地域の皆さんが自主的に楽しんで取り組めるような手助けを心掛けられています。また、多世代の方に来てもらいたいと平成29年度に当センターと一緒に開催した課題解決支援講座がきっかけとなり、地域住民や子どもたちの思いを聞いたり、お祭りが開催されたりと、地域のつながりが深まった喜びを語られました。

 

2 公民館で育む地域と未来~明日からのヒントをつかもう~

後半のグループワークでは、地域と未来を育むために「できること・やってみたいこと」について語り合いました。普段は、公民館や職場の限られた人間関係の中で思考が偏りがちになりますが、県内各地から集まった参加者の様々な意見に「刺激になるアイデアが聞けてよかった」「公民館職員の仲間がいることが分かり、前向きに取り組んでいきたいと感じた」「若い人が集まる公民館にしたい」と新たな発想や意欲が生まれているようでした。


 


 


参加者の声(講座アンケートより抜粋)

  • 社会教育という言葉はだいたいこういう意味かなと自分なりに思っていたのですが、もっともっと深いものでした。
  • 地域のために自分ができることを改めて考える機会になりました。
  • 日常の業務に追われていたが来てよかった。いろいろな公民館での活動や企画が知れてとても勉強になりました。
  • 悩みを相談できる仲間ができました。

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