令和元年度「県民カレッジの集い」を開催しました

日時 令和元年11月10日(日) 14時~16時
会場 アバンセホール


佐賀県立生涯学習センター(アバンセ)では、県民の皆さまに継続的に生涯学習に取組んでいただきたいとの願いから、年に1度「県民カレッジの集い」を開催しています。


令和元年度「県民カレッジの集い」では、母親としては初の調理隊員として南極地域観測隊に参加された渡貫淳子さんをお迎えし、「かあちゃんの挑戦!南極で料理人になる」と題して、南極観測隊に挑戦した経緯や南極生活をとおしての気づきや想いを語っていただきました。


講演会「かあちゃんの挑戦!南極で料理人になる」 

講師 

講師 渡貫淳子(わたぬきじゅんこ)さん(第57次南極地域観測隊 調理隊員)


JARE57(日本南極地域観隊57)と胸元に刺繍された半袖のポロシャツ姿で、颯爽と登場された渡貫さん。南極に惹かれ、彼の地に赴くことになった経緯を写真やオーロラの動画、ときにはクイズを出しながら心情豊かに語られ、会場の皆さんをあっという間に南極の世界へ連れていってくれました。

「南極観測隊の選考に2度落選するものの、あきらめず挑戦し続けられたのは、周囲の励ましと、自分に何ができるか『NOの理由ではなくYESの可能性』を探し続けてきたからです。また、南極では水や電気などきびしい制約があり、娯楽も何もない世界だけれど、そのような中だからこそ資源の大切さや工夫次第で十分に楽しめることに気づき『食事はお腹ではなく心を満たすもの』をモットーに努めてきました」と語られました。

最後に、次回の南極地域観測隊に応募されたことを明かしていただきました。歴代の観測隊に脈々と語り継がれる「とにかくやってみなはれ」という第1次観測隊の西堀さんの言葉を胸に、これからも挑戦を続けられる渡貫さん。実体験から語られる数々の熱い言葉で多くの参加者の背中を押していただきました。


    

 ▲南極での除雪作業の様子    ▲「悪魔のおにぎり」が誕生したいきさつ

対談 


  

▲後半の対談では、事前に寄せられた参加者からの質問を「南極」「人生経験」「挑戦」の3つに集約し、渡貫さんにお答えいただきました。(聞き手:上野景三アバンセ事業統括)


著書抽選会

  

▲講演会の最後に、サプライズで渡貫さんの著書「南極ではたらく かあちゃん、調理隊員になる」(平凡社)の抽選会を行い、5名の方にプレゼントしました。

展示

 

▲南極の氷と防寒具一式     ▲氷の触感や空気が弾ける音を楽しむ参加者


 

▲南極や渡貫さんの写真パネル等 ▲県民カレッジの紹介




参加者の感想(アンケートより抜粋)

  • まずは一歩踏み出すこと、それが一番大切だと思いました。「まずはやってみよう!」そう強く思います。
  • 私の知らない世界、環境と人のあり様が勉強になりました。人との和、水の大切さ、電気、食材いろいろと恵まれている現代では考えないことを深く考えさせられました。
  • 料理を作るのにも汁も残さず使って料理されているところがすごいと思いました。悪魔のおにぎり買いにいきます。
  • 女性が活き活きと生きている姿を見れて自分にも自信がつきました。
  • 主婦から南極隊員へ、そのチャレンジ精神や行動力、考え方がすごいです。地球上で知らなかった世界を見たり、聴いたりもでき、本当に素晴らしかったです。

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