平成30年度家庭教育支援者リーダー等養成講座第6回講座報告


「ステップアップリーダー講座 ~寄り添いつながる支援へ~」と題して、家庭教育支援や子育て支援に関わる活動をされている方を対象に、保護者や子どもへの寄り添い方や地域や仲間とつながる支援について必要な知識や運営力を学ぶ講座を開催しています。(8回連続講座)


講座チラシはコチラをご覧ください→ H30年度家庭教育支援者リーダー等養成講座チラシ (1278KB; PDFファイル)(H30年11月2日~H31年2月22日)

  • 平成30年度家庭教育支援者リーダー等養成講座の第6回を開催しました。【1月11日(金)】


第6回 実践現場に学ぶ ~現地研修先の実践者の声~


 山口ひろみさん

【コーディネーター】山口 ひろみさん(NPO法人唐津市子育て支援情報センター長)

まずは、今回コーディネートをしていただく山口ひろみさんより、現地研修先での視点やねらいについて「親育ち・子育て支援」「支援者の役割」「地域資源」の3点をあげて説明されました。


事例発表

その後、3名の方からそれぞれ、現在の活動をするようになった経緯や、活動する上での子どもや保護者への想いなどをお話いただきました。

松口さん




【松口 敬子さん(みやき町子育ち・子育て・まち育ち応援プラザTeaRa〈ティアラ〉スタッフ)】

第3子が産まれたとき、周りに支えてくれる人がいたことで初めて子育てを楽しいと感じました。今、不安を抱えている親達も自分と同じように周囲との関わりで変われるのでは?、とティアラや一時保育サービスなどの子育て支援に関わっています。ティアラでは子育て当事者が主体的に子育てを考える場や、ティアラの語源となっているおいしいお茶(Tea)等(Ra)を飲みながら、ゆったりとした時間を過ごせる居場所づくりを目指して活動しています。   

寺﨑さん




【寺﨑 久枝さん 佐賀市(まちの鎮守の森なかよしえん代表)】

約20年前、子どもの様子がおかしい、と感じるようになったことがきっかけで、多世代・異年齢の交流ができる子どもの広場を始めました。ここには認知症のおじいちゃんや不登校の学生が訪れ、幼児との触れ合いの中でお互いに癒され育っていきます。人は人の中で育つのが大事です。子どもはどの子も大きく羽ばたく力を持っています。少しの手助けで自信にあふれ、明るく元気な子どもに成長するものだと確信しています。私自身も子ども達や皆様からエネルギーをいただきながら日々楽しく頑張っています。

山口さん





【山口 弥生さん(伊万里市子育て支援センター(ぽっぽ)長)】

平成11年のぽっぽ開設当初から支援に携わり、今年で20年目です。ぽっぽは、慣れない土地で不便さや不安を抱える県外出身の親が多いぽっぽでは、同じ出身地や子どもが同じ年齢の親達をつなげるお手伝いをしています。今では親が自主的にサークルや部活を作ったり、小物づくりや震災経験談などお互いに出来ることを教えあうようになりました。今年はパパネットワークも立ち上がりました。親の笑顔が子ども達にきっと伝わる。自分自身、親や子どもからたくさんのヒントや元気をもらいながらも、幸せ循環の伴走者でありたいと思っています。


意見交流


 

グループワークでは山口ひろみさんの進行のもと、「良いところ」と「もっと知りたいこと」について語りあいました。発表では、「子育て支援は横ならび、出来ることをゆっくりと長く続けていく、という言葉が心に残りました」「話される表情や語り口調がほっとできる雰囲気で、とてもすてきでした」などの感想や、「どうやって支援仲間をつくり、周りの理解を得たり、ニーズをつかんでいくのかを知りたい」など現地研修先で探究したい視点が語られました。

 

最後に山口ひろみさんは、「支援者として大切な『親と子の最大の理解者であること』『寄り添い親の心の声をキャッチすること』そして『親同士だけでなく、地域とのつながりを促し育むこと』という、この3つのことを3人のお話の中から感じられたことと思います。次回の現地研修では、実際に体験されて今日の理解を深めるとともに、自分に何ができるかを考える機会にしてほしいと思います」とエールを送られました。


講座の感想(アンケートより抜粋)

  • 子育て支援に携わる者として、何を大切にしていけば良いのか、それぞれの話を聞くことが出来て良かったです。

  • 説得力のある優しい話し方から、一歩を踏み出し、継続することの大切さを知ることが出来ました。

  • 3つの事例発表の内容に深く感動しました。ほんわかしている空間が伝わり、利用者のホッと出来る居場所になっていると感じました。

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