ラボカフェVol.5「ダンボールアートを楽しむ」を開催しました!
平成30年度まなびチョイスセミナー
概ね20~40歳代の方を対象に開催している「Labocafe(ラボカフェ)Vol.5 大人のゆるふわまなびTime」
今回は「多肉植物」「ダンボールアート(カメラ作り)」「ドローン」「ティッシュペーパーで作るランプ(2回講座)」「レザークラフト(男性限定)」の5つの学びから、興味関心ある内容をチョイスしてもらい、参加者のみなさんとゆるふわっと楽しく学んでいきます。
大人のゆるふわまなびTimeチラシ (272KB; PDFファイル)
第2回目 ダンボールアートを楽しむ(1月13日)
【講師】安川眞澄さん(ダンボールアーティスト)
講師の安川さんは、福岡県大野城市にあるアトリエ(アトリエMISHMASH)で、カメラ教室や写真のワークショップ、こども食堂の運営など多彩な活動をされています。今回はダンボールを使ったカメラ作りを教えていただきました。会場には安川さんのダンボールアート作品も展示していただき、みんなで鑑賞しました。
リアルで温かみのあるアート作品に目が釘付けになりました。
カメラ作りの前に!
作品作りに入る前に、ダンボールの特性や使いやすい道具の話を伺いました。ダンボールは3層構造でリサイクルしやすいようはがれやすい作りになっています。この特性がアート作りに活かせるそうです。また、型を取る時は折りやすさを考え、ダンボールの目の方向を上手く使うのがポイント。道具はとにかく「良く切れる」はさみとカッターナイフを揃えること。「カッターナイフの切れが悪くなったら、ナイフの歯をどんどん折って使ってください」と話されました。
カメラを作る!
まずは、はさみやカッターナイフを使ってパーツを切り取る作業からスタート。安川さんが持参された「良く切れる」カッターナイフの切れ味を確認しました。使う道具によって作風が変わるそうで、定規とカッターナイフを使うと「かっちり」した作風に仕上がり、はさみを使うと「ゆるい」作風になるそうです。安川さんはダンボールに着色する作品が多いので、「ゆるい」作風が持ち味だと言われました。自分の好みで道具を使い分けながらダンボールアートを作るのも楽しそうです。
レンズのパーツ作りでダンボールのはがし方を学びました。ウエットティッシュを使うと上手くできました。ダンボールと相性の良い「キットパス」というチョークを使った着色方法も教えてもらいました。色が加わると同じカタチのカメラでも雰囲気が変わり、完成が楽しみになりました。カメラの顔ともいえるレンズは、中央ではなく少し右にずらして貼るのがポイントと安川さん。リアルな作品作りには、日ごろからの観察力が大切なようです。
ダンボールカメラ完成!
参加者全員、見事、時間内に完成しました。
並べてみると達成感がさらにアップ!
一生懸命に作った作品は愛着がわきますね。
講座では、安川さんが作られた今年の干支「いのしし」の型紙も配布され、「復習も兼ねて、ダンボールいのししを作って楽しんでください」と呼びかけられました。
参加者の声(アンケートより抜粋)
・ダンボールの質感を生かした作品の作り方が良く分かりました。
・没頭し集中し熱中し、楽しかったです。自分の事だけに集中する時間でリフレッシュになりました。
・まずは出来る物から作ってみたいと思いました。
・久しぶりに熱中して作品を作って楽しかったです。
完成したダンボールカメラでパシャリ!
新しい作品作りにもチャレンジしてみてくださいね。