平成30年度課題解決支援講座(鹿島市)を開催しました

【課題解決支援講座について】

佐賀県立生涯学習センターでは、市町・公民館との共同企画で、地域課題の解決に向けて取り組む講座を開催しています。 【平成30年度は唐津市、鹿島市、有田町の3地域と共催】



平成30年度課題解決支援講座 【鹿島市古枝公民館】


鹿島市は、鹿島市教育委員会×古枝公民館×アバンセの3者共同で、地域住民の防災意識と地域防災力を高め、災害は身近なものであることを知り、自分や地域でできることを学び、行動につなげるきっかけとなる講座を開催しました。

その講座の様子をお伝えします。


鹿島市×古枝公民館×アバンセ


講座名 ふるえだ防災プロジェクト ~2018古枝SAIKO みんなdeさ~行こう!~

第1回 災害は突然に!豪雨、その時あなたは!? ~ドキュメント72時間~

【日時】平成30年11月14日(水)19時~21時 【会場】古枝公民館  【対象】古枝地区住民

【講師・コーディネーター】

 上野 景三 (アバンセ事業統括)

【情報提供】

 高場 紀好さん(武雄河川事務所)

 與賀田 康宏さん(佐賀県杵藤土木事務所)

 伊東 隆文さん(鹿島市役所総務部総務課防災係)

 杉山  陽子さん(佐賀県立男女共同参画センター)

 今村 一郎さん、蕪竹 亜矢子さん(古枝公民館)

災害を知る ~近年の水害状況、防災の取り組みを知る~

事例発表事例発表2 

第1回は、「災害は突然に!豪雨その時あなたは!?」をテーマに、まずは、災害や防災についての取り組みを知ることからはじめました。
近年の災害の状況について、国・県・市・古枝地区のそれぞれの立場からのお話や、これから地域で防災に取り組む際に必要な、男女共同参画の視点からの防災について学びました。

グループワーク ~西日本豪雨、その時あなたは!?~

グループワーク1グループワーク2

グループワーク3グループワーク4 

グループワークでは、平成30年7月豪雨の時「どう過ごしたか」「困ったこと」を参加者のみなさんで話し合い情報共有をしました。あの豪雨の時、地域はどうなっていたのか、同じ地域に住んでいても知らないこともあり、みなさん熱心に取り組まれていました。


受講者の感想
  • 災害を身近に感じた!自分のこととして、しっかり対応したい!
  • 近年の自然災害の危険性(全国規模・県内被災地・鹿島市内状況)を詳細に説明してもらい、大変わかりやすかった。
  • フセン紙を使って、自分の意見が書けてよかった。

ふるえだ防災プロジェクト通信No.1 (254KB; PDFファイル)

第2回 災害発生!逃げ遅れゼロを目指して ~72時間のタイムライン~

【日時】平成30年12月12日(水)19時~21時 【会場】古枝公民館 【対象】古枝地区住民

【講師】高場紀好さん(武雄河川事務所地域防災調整官)

マイ・タイムラインの作成

タイムライン作成1タイムライン作成2

タイムライン作成3タイムライン作成4 

第2回は、武雄河川事務所職員の方を講師に、台風などの災害時にあわてずに行動するためには、いつ何をするのかを時系列に整理する行動計画表「マイ・タイムライン」を作成しました。
参加者は6つのグループにわかれ、台風が発生してから川の水が氾濫するまでの主な備えなどを学び、意見交換をしながら自分の生活環境などを踏まえたマイ・タイムラインを作成。そして、グループごとに感想や気づきを発表していただきました。「地域の方と意見交換ができてよかった」という感想がありました。

受講者の感想
  • タイムラインを作り、改めて自分が想像していないことが起こりうることがわかった。

  • どこに逃げるか確認できた。
  • 「イザ!」となったときの、自分の行動を見直すことができてよかった。やっぱりまだまだ、他人ごとに考えていることが一番危険なことだと思った。


ふるえだ防災プロジェクト通信No.2 (270KB; PDFファイル)


第3回 やってみよう! ~72時間を生き抜くサバイバル術~

【日時】 平成31年1月20日(日)9時30分~11時30分 【会場】古枝公民館 【対象】古枝地区住民

【講師】 吉永雅紀さん(葉隠自然塾塾頭)

家庭にあるものを使って、「衣・食・住」を確保

サバイバル術1サバイバル術2

サバイバル術写真3サバイバル術写真4

もしも大災害が起こったら、3日間は救援隊や救援物資が届かないこともあります。
今回は、72時間を生き抜くために災害時のトイレや、寝床の作り方、そして救助の方法など、災害時に使える技を体験しました。

いざという時はパニックになってしまうことがあります。日頃から体験しておくことが大事だということを学びました。


サバイバル術写真5サバイバル術6

非常食の試食も行いました。 

受講者の感想
  • 寝る、出す、食うの重要性を体感できた。言葉だけではなく、実技があったので、とても良かった。

  • 物は使いよう、ただ準備をするだけではなく、あるものを使うことを学びました。

  • 備えの大切さ。家族と話し合う機会を設けようと思った。

 ふるえだ防災プロジェクト通信No.3 (271KB; PDFファイル)


第4回 災害に強いまちを作ろう! ~みんなで語る古枝の防災~

【日時】 平成31年2月20日(水)19時~21時 【会場】鹿島新世紀センター 【対象】古枝地区住民

【講師】 高場 紀好さん (武雄河川事務所)

     上野 景三 (アバンセ事業統括)

鹿島新世紀センターで開催

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いよいよ最終回は古枝公民館を飛び出し、鹿島市の防災拠点「鹿島新世紀センター」で、講座を開催しました。

鹿島市の防災を肌で感じながらの講座となりました。


地区のタイムライン作成

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地区ごとにわかれて、タイムラインを作成しました。災害時に、地域ではどんな行動をとるのか、

「避難の呼びかけ」「避難支援はいつ誰が」などみなさんで考えていきました。

鹿島市の防災の取り組みを知る

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鹿島市の職員の方の案内で鹿島新世紀センターの施設見学も行い、災害対策室・備蓄・災害用仮設トイレ(マンホールトイレ)の説明もありました。鹿島市が、災害時にどのような対応をするのかを知ることができました。


受講者の感想
  • タイムラインでお互い意見協議ができたことがよかった。

  • 各地区の取り組みが参考になった。

  • 各集落の自主防災組織の設置の必要性を感じた。

 ふるえだ防災プロジェクト通信No.4 (291KB; PDFファイル)

講座を終えて

講座を終えてスタッフで講座について振り返りをしました。

  • 地区ごとのタイムラインを完成させる。今回講座に参加していない方にも知ってもらうように。

  • 講座をやってみると「地域の人と意見交換ができてよかった」という声が多く聞かれた。

    地域の人はみんなで話し合う場を求めているのではないかと感じた。

  • 防災は日ごろの体験が必要。
  • 日ごろから気軽に公民館に足を運んでもらうような講座を開催していきたい。

などの意見を交わしました。


furikaeri7月の事前研修から、鹿島市教育委員会・鹿島市古枝公民館・アバンセの3者で講座企画をスタートしました。最初は3者だったのが、武雄河川事務所・鹿島市総務課防災係の職員の方等にも企画に加わって もらい、色々な立場の方と協働し「ふるえだ防災プロジェクト」ができました。この講座をきっかけに、古枝地区はもちろん鹿島市全体にも防災の取り組みが拡がることを期待しています。


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