平成28年度 生涯学習関係職員実践講座(課題編②)報告

佐賀県立生涯学習センターでは、生涯学習・社会教育関係職員に必要な知識や実践力を身につける「生涯学習関係職員実践講座」(基礎編・実践編・課題編)を行っています。

2月14日(火)は、地域力を引き出す「事業の仕掛け」と題して、アバンセを会場に課題編を開催しました。

2月14日(火) 会場:アバンセ 研修室

講師【講師】古賀 桃子 さん(特定非営利活動法人ふくおかNPOセンター代表)



地域力を引き出す事業とは何でしょうか。講師の実践事例と「話し合いのコツ」から、地域力を引き出す「事業の仕掛け」について学びました。

テーマ1「事業の仕掛けを学ぶ」

講座前半は、講師が所属する「ふくおかNPOセンター」が取組んでいる『公民館じょいんとプロジェクト』や『NPOどんどこプロジェクト』の実践から、「事業の仕掛け」について学びました。


公民館とNPO・企業との共働(公民館じょいんとプロジェクトでは「共働」を使用)による魅力ある様々なプログラムがどのように創られているのか。企画から広報、当日運営など、様々な段階における「仕掛け」について、お聞きすることができました。
いくつかの事例をお聞きする中で、企画のベースになる地域ニーズの把握の仕方についてもお話いただきました。地域に一番近い公民館職員が肌で感じる「地域のニーズ」に対して、どのようなプログラムを打っていくのか。企画ありきではないプログラムの打ち出し方を学ぶことができました。(地域によっては、アンケートによるニーズ調査を実施されることも!)

地域の拠点である公民館が、地域の潜在化したニーズを掘り起こし、魅力あるプログラムを開催する。そのことにより、今まで公民館に来なかった層が足を運ぶきっかけとなり、それが、地域活動の人材発掘の場にもなっている、という好循環を生み出した事例など、多種多様な活動趣旨を持った団体との共働だからこそ生まれるプログラムがあるのだと感じました。

古賀さんは、ニーズをプログラム化していく過程について、「共働者みんなで試行錯誤しながら企画を創っていく。だからこそ納得ができ、みんなの腑に落ちる企画ができる」と話されました。

プログラムが終わるまで(終わってからも)、たくさんの試行錯誤を楽しみながら共働されている古賀さんの様子が目に浮かびました。


また、「共働のコツ」についても古賀さんからお話いただき、参加者は早速、次年度への活かし方について、思いを巡らしているようでした。
講座 講座

テーマ2「話し合いのコツを学ぶ」

前半の講義を受けて、後半は、地域の声を拾うための「話し合いのコツ」について学びました。色んな話し合いの手法がありますが、今回は「ワールドカフェ」を学びました。

まずは、「ワールドカフェ」の特徴とお約束を学び、実際に体験してみました。
自由に話ができ、一つ一つの意見が尊重される空間を体験した皆さんは、「地域に持って帰って実践したい」「講座に取り入れたい」などの感想を話されており、ワールドカフェがもたらす効果を体感されたようでした。

ぜひ、地域の「話し合いの場」に取り入れてみてください!
講座 講座

参加者の声(講座アンケートより抜粋)

・講師の事例がとても参考になった。仕掛けが多彩で、専門知識を持つNPOや企業との協働ができると、これまでと違った事業の方向性が見えてくると思った。

・地域ニーズを把握する良い方法を学べた。

・他の公民館の実情を知ることができた。

・他市町の職員と意見交換ができてよかった。

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