平成28年度 家庭教育支援者リーダー等養成講座(第4回)報告

平成28年度「家庭教育支援者リーダー等養成講座」の第4回目を12月2日(金)に開催しました。

講座チラシはコチラをご覧ください→ 講座チラシ(1433KB; PDFファイル)

第4回 〈事例研究〉 実践者-その想いにまなぶ

第4回講座は、県内で支援活動に取り組まれている3名の方から、その実践についてお話しいただきました。

事例発表の前に、今回のコーディネートをしていただく相戸晴子さんより、「家庭教育支援」「家庭支援」「子育て支援」の関係性とその構造について説明していただきました。

 

コーディネーター講座

【コーディネーター】 相戸 晴子 さん(宮崎国際大学 准教授)

以前は、子育ての基盤となる家庭環境がしっかりしていた中で、よりよい子育てのための栄養分として、支援者の存在があったという状況から、次第に家庭環境が多様化・複雑化したことで、栄養分を与える以前に、土壌を耕したり水をやったりするような「家庭支援」(子育て支援)の範囲が広がり、家庭教育支援との重複が広がっている現状を分かりやすく説明されました。
そして、支援者の役割は、家庭支援の先の家庭教育支援にいかにアプローチするか、支援することが親自身の成長につながっているのかを見通しながら取り組むことだとお話しいただきました。

事例発表

3人の方からそれぞれの活動紹介をしていただき、現在の活動をするようになった経緯や、活動する上での子どもや保護者への想いなどをお話していただきました。

発表者1

●小林 由枝 さん (よりみちステーション代表 / 武雄市) 
第1子の誕生を機に地域の子育てサークルに参加。その後、子ども・子育て支援関係のボランティア活動等を行う。2012年に「よりみちステーション」を立ち上げ、「いつでも 誰でも来られる みんなの『居場所』 みんなの『HOME』」として、地域の居場所づくりに取り組む。子どもたちに「さんま(時間・空間・仲間)」を取り戻してあげたいという想いで子どもたちに寄り添う。


発表者2●松永 裕香 さん (「しゃべり場」代表 / 基山町)
親同士が一緒に学ぶ場を作りたいという想いから、外遊びの親子サークル「あそぼ!」、多世代の人が集まれる「しゃべり場」を立ち上げて活動中。自身が託児付講座に参加して学習できたことや子育ての悩みが軽くなった経験から、他のお母さんたちにもそんな感覚を得て、ほっとできる場があればいいなという想いを持って取り組んでいる。


発表者3

●鬼塚 こう子 さん (とっこいclub代表 / みやき町)

自身の「孫育て」をきっかけに育児について講座で学び直し、その学びを地域で活かしたいという想いで、受講仲間と一緒に「子育て広場」をスタート。現在は町の社会福祉協議会の委託を受けて子育て広場を運営中。親子だけでなく、地域の子どもから高齢者まで、誰もが集い、ゆっくり過ごせる場所として開放している。

意見交流タイム

講座2講座3
事例紹介の後は、全体での意見交換をしました。現場で接している子どもや親との関わり方、一緒に活動するスタッフとの接し方、男性の参加状況、活動の広報や発信の仕方についてなど、受講者からの疑問や気になることなどいろいろな質問が飛び出し、3人の方から率直にお答えいただきました。

次回は、事例発表者それぞれの活動場所での現地研修です。「今回、3名の発表を聞いて、現地のイメージが具体化されたと思います。現地で自分が何を見て学びたいのか、その視点をしっかり持って臨んでください。見てきたことを、ふり返りの講座で深めましょう」と、コーディネーターの相戸さんより、今後の流れを示していただきました。
講座の感想
・それぞれの立場で頑張っていらっしゃるのを聴いて、自分もできることを頑張りたいと思います。
・自分の活動を見直し、子どもも大人も「来てよかった」と思うような活動がしたいです。
・人を動かし、場所を探し、費用も必要であるにも関わらず、実際に行動できる志の高さに感激しました。
・実践されている方の言葉は人を動かす力になると感じます。保護者のやる気を引き出すような支援をめざします。

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