令和元年度 男女共同参画週間記念フォーラムを開催しました

 

小島慶子さん講演会「さよなら!ハラスメント」 令和元年6月23日(日)13時30分~15時30分 アバンセホール

佐賀県立男女共同参画センターと佐賀市の共催で、令和元年6月23日(日)に小島慶子さん(エッセイスト、タレント)を講師に迎え、フォーラムを開催しました。


講師写真 「もうやめよう」 小島さんは、財務省・前事務次官のセクハラ報道があった時、女性記者の知人たちと、テレビ・新聞業界の人たちがハラスメントを「仕方がない」と考えてきたために、これまでハラスメントについてきちんと報じてこなかったことが問題だと話し合ったそうです。ハラスメントとは、相手の尊厳を傷つけ、不快にさせたり脅威を与えたり不利益を与えたりすること。小島さんは、日本の社会では、ひどい目にあっても「しょうがない」と我慢したり、女性だけに限らず男性も、大人だけに限らず子どもも、泣き寝入りすることが多いのではないかと思い、社会全体で「もうやめよう」と言わなければいけないと思ったそうです。それが『さよなら!ハラスメント』の本を作るきっかけになったそうです。

 

また、アナウンサー時代に、求められる女性らしさや外見への偏見に抵抗を感じたことや、出稼ぎ大黒柱を経験して、男なんだから仕事一筋が当たり前といわれてきた男性たちの孤独・不安・しんどさなどを感じたことなど、男性らしさや女性らしさを押し付ける社会の中での気づきを語られました。深刻な女性差別は、性別の役割を押し付ける社会が生み出していること、性別役割の押し付けは、女性も男性も苦しめることに気づいたそうです。


そして、自身の反省として、夫が仕事を辞めた時のことを話されました。「男のくせに、仕事を辞めるなんて」と言ってしまい、実は自分が「お金を稼いでいる人、仕事をしている人がえらい」と思っていたことに気づいたそうです。自分も加害者になってしまっていたと振り返られました。


会場写真

「無知ゆえにハラスメントをやってしまっていた」と、自身をふりかえりながら、「どんなに気を付けていても、相手と自分の立場が違うと、思いもよらないことで、相手を傷つけてしまうことがある。ハラスメントだなんて大袈裟だ、と相手を批判するのではなく、自分の失敗を学びに変えることが大事。みんな失敗しながら、今までの習慣を改めて、”もうやめよう”を合言葉にすれば、やがてそれが当たり前になる。そうすればハラスメントのない世の中に近づくと思う」と語られました。 

 

サプライズプレゼントの様子写真 司会者写真様子

講演会の最後に、アバンセ25周年を記念して、小島さんの著書『さよなら!ハラスメント』を抽選で5名の方にサプライズプレゼント。

今回司会を担当してくれたのは、清和高校放送部のお二人。お二人の司会に小島さんも絶賛されていました。

参加者の声(アンケートより抜粋)

 ・日常に寄り添った分かりやすい話だった。小島さんの人柄も伺えた、温かい講演会だった。

 ・ハラスメントが男性から女性に対してのものだけではなく、男性の生き辛さについての話もあり感動した。

 ・ミスすることがいけないのではなくて、ミスしたときに反省することが大事なんだと思った。

 ・男の立場をわかってもらってよかった。

 ・「失敗しても学びに変える。」心にとめておきたい言葉。

 ・普段ハラスメントについて考えたことがなかったので、改めて考える良い機会となった。

  相手を知ろう、理解しようとする姿勢が大切なんだと、改めて実感した。 


同時にパネル展を開催しました。たくさんのご来場をいただき、ありがとうございました。

 県内で男女共同参画社会づくりを目指し活動する団体の紹介

パネル展写真1 パネル展写真2 パネル展写真3

 

フォーラムチラシはこちらをご覧ください。 (1972KB; PDFファイル)


 


 

トップへもどる