地域女性リーダー養成セミナー(公開講座)を開催しました

男女共同参画センターでは、地域のリーダーとして将来活躍できる女性人材を育成する全5回の連続講座 地域女性リーダー養成セミナー「ワタシサイズの一歩~意外と社会は変えられる~」を開催しています。

今回は、連続講座の第2回として開催した【公開講座】「誰もがよりよく生きるために~多様な視点で考える防災」をご紹介します。 

平成30年12月2日(日) 13時30分~15時30分(アバンセ第3研修室)


第2回 【公開講座】 「誰もがよりよく生きるために~多様な視点で考える防災」

第2回は公開講座として、静岡大学教育学部教授/静岡大学防災総合センター兼任教員、また、減災と男女共同参画 研修推進センターの共同代表を務められている池田恵子(いけだ けいこ)さんをお招きし、「誰もがよりよく生きるために~多様な視点で考える防災」をテーマに、私たち一人ひとりの多様な視点がなぜ防災に必要なのかについて、男女共同参画の視点からお話しいただきました。

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池田さんはまず、東日本大震災以降の災害対応の主な課題についてお話されました。高齢者や障害者、妊産婦や乳幼児など、特定の立場の人が犠牲になっている現状などを講師ご自身の調査研究や被災地、内閣府などの調査報告書の中から豊富なデータをもとに示していただき、「逃げた後の生活が不安だからと、避難して欲しい人ほど避難しないこと」や「関連死の問題」など、数々の問題を提示いただきました。

また、池田先生が仰っていた「避難した後のイメージが浮かばないと、私たちは避難することができない」という言葉からも、防災の備えや対策を考える上での大きなヒントをいただきました。


講座後半には、グループでの話し合いによって、私たちの多様な視点がどのように防災に活かせるのかについて考えを深めました。

池田さんのお話を踏まえ、防災の取組を進めるために何ができるのか、連携の課題と可能性を探りました。グループごとに、災害時に起こり得る(起こった)場面が提供され、グループのメンバーは、その問題に対して、「どんなことが気になるのか」「もしも1年前に戻ることができたらどんな対策をしておけばよかったのか」「どこと連携できるのか」などについて話し合いました。多様な参加者で構成されたメンバーなので、“気になる点”も様々。他のグループの発表や池田さんからのアドバイスにより、“自分には思いもよらず気づかなかった点も多様な人と話をすることにより気づくことができる”ということに、改めて気付かされました。 

また、地域で女性リーダーが活躍し、多様な視点を防災に取り入れながら取組を進めている団体や自治体の好事例を紹介いただき、女性リーダー(多様な背景を持つ人)が地域づくりに参画することで、地域をより「暮らしやすい地域」に変えることができるのだと学びました。

最後に、池田さんより会場の皆さんにエールをいただき、講座を終了しました。

「今日の参加者は、若い世代の参加が多く、これからに希望が持てます。がんばりましょう!」 


<参加者の感想(一部抜粋) >

  • 佐賀では大きな災害はなく、災害があった後のことを知らなかった。地域でつながり、助け合う、話し合うことをすることが大切だと思う。
  • 避難所に行ったその後のことが大事だといったことがわかった。関連死のことがわかった。
  • 防災に男女参画の視点が必要であることが良くわかった。

 

連続講座「ワタシサイズの一歩」で、コーディネーターを務めていただいている岸智子さんのグラフィックレコーディングも、どうぞご覧ください。講座の様子を記録していただきました。

  • 岸智子さん作成 グラフィックレコーディング「池田恵子さん講演」

 グラフィックレコーディング

 

  • 岸智子さん作成 グラフィックレコーディング「グループワークの様子」

グラフィックレコーディング

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