令和5年度家庭教育支援者リーダー等養成講座

 家庭教育支援者リーダー等養成講座(支援者養成講座) 第3回報告

~ 親×子×支援者

誰もが笑顔になれる心に寄り添う支援を目指して ~


支援者養成講座は、家庭教育・子育て支援に関わる活動が3年以内の方、また、これから活動したいと考えている方を対象とした連続3回講座です。

今年度は家庭教育・子育て支援の活動に取り組むみなさんが、心穏やかでいれる環境であってほしい。笑顔あふれる温かい支援ができるようにと様々な職種の方と一緒に学び深めていただきたいと企画しました。


令和5年度家庭教育支援者リーダー等養成講座(支援者養成講座)チラシ (1190KB; PDFファイル)

第3回 「みなで寄り添い支え育ち合う支援とは」2月22日(木)開催

講義

      講師:佐藤珠美さん 

      佐賀大学名誉教授 佐藤珠美さん


第3回目は、佐賀大学名誉教授の佐藤珠美さんを講師にお迎えし、今回のテーマの柱「親×子×支援者 誰もが笑顔になれる心に寄り添う支援をめざして」に沿って「みなで寄り添い支え育ち合う支援とは」ということで、産前産後の母親の不安や悩みに皆で寄り添い支え育ち合う支援から考えてみようと、講義、ワークショップを行いました。 

助産師の資格もお持ちの佐藤さんは、深い知識と経験から、幅広く、現場や研究者の目線、国の制度、エビデンスもしっかり交えてお話いただきました。生命の誕生から出産、育児、支援や関り等、要点を抑えながら締めくくりの講座にふさわしい内容で、受講者のみなさんも、笑顔になれる講座となりました。                 

講義・ワークショップ

        


         


              

                    ワールドカフェの様子

休憩後は活発な意見交換、情報交換の時間となったワールドカフェを開催。20分の4ラウンド形式、短時間でしたがお互いの意見をしっかり共有し、活動意識の高まりと次につながるモチベーションアップ、受講されたみなさんがこの講座後も、同志としてつながる要素がたくさんある有意義な時間になっていました。

館長より3回講座のふりかえりと修了証書授与式

         田口 香津子(アバンセ館長) 

           3回講座の振り返り        3回受講者に修了証交付    


最後に田口アバンセ館長が3回講座を振り返りました。

「『こども基本法』と『こども家庭庁』の元年にふさわしく、今回のテーマでもある『誰もが笑顔になれる心に寄り添う支援』に沿った3回の講義でした。どの回もとてもわかりやすく寄り添い支え育ち合うこととは、体の疲れがないこと、体が楽になれば心も楽になることを学びました。心も満たされ、体も満たされ、社会的に繋がり合えることは、まさに今よく耳にするウェルビーイングです」と総括しました。

そして、全日程受講された19名の方に修了証が手渡されました。

同じ志を持ち、この講座を受講されたみなさまの今後ますますのご活躍をお祈りしております。


笑いヨガ

        


心も身体もゆるめる笑いヨガ。今回の隠れテーマでもある「笑」。笑いヨガで講座の幕を閉じました。

記念撮影

                      

                   みなさんの笑顔は最高です


この講座を受講してくださったみなさんの今後益々のご活躍をお祈りいたします。

受講者の感想から(一部抜粋)

・オキシトシン(幸せホルモン)が育児に関わっていることを知ることできました。

・育児の基本は共同子育て。

・初めてワールドカフェ方式のワークショップに参加しました。短時間でたくさんの情報交換することができました。

・相手の立場に立つ支援を繋げることができるように意識づけができた。

・今の活動にしっかり向き合える自信が増えました。

・今回の講座をうけた方々との同窓会をしてみたい。そこで講座後からどんな風に変わったのかや新たな課題など話し合ってみたいです。

・家庭教育支援者の研修は自分を振り返ることのできる大切な研修になっています。毎年異年齢、異業種の方々との語り合い、話し合える貴重な場になっています。今回もありがとうございました。

・繋がるって大切だなと、とても感じた3回の講座でした。

       

 

       

                     

 

       

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