令和5年度家庭教育支援者リーダー等養成講座


 家庭教育支援者リーダー等養成講座(支援者養成講座) 第2回報告

~ 親×子×支援者

誰もが笑顔になれる心に寄り添う支援を目指して ~


支援者養成講座は、家庭教育・子育て支援に関わる活動が3年以内の方、また、これから活動したいと考えている方を対象とした連続3回講座です。

今年度は家庭教育・子育て支援の活動に取り組むみなさんが、心穏やかでいれる環境であってほしい。笑顔あふれる温かい支援ができるようにと様々な職種の方と一緒に学び深めていただきたいと企画しました。


令和5年度家庭教育支援者リーダー等養成講座(支援者養成講座)チラシ (1190KB; PDFファイル)

第2回 「不安を笑顔にする支援とは」12月14日(木)開催

講義


   講師:日野久美子先生  講師:日野久美子先生

       西九州大学 子ども学部 子ども学科 特任教授 日野久美子さん

第2回目は、西九州大学 子ども学部 子ども学科 特任教授 日野久美子さんを講師にお迎えし、今回のテーマの柱「親×子×支援者 誰もが笑顔になれる心に寄り添う支援をめざして~」に沿って「不安を笑顔にする支援」発達障害のある子どもの特性や関り方から、多様な子どもやその家族への支援についてお話しいただきました。

今回も講義の冒頭は、笑いヨガからスタートしました。最初に笑うことで、場の雰囲気も和み、講師、受講者、スタッフの距離間も縮まり、皆の心と体がほぐされた状態で講義にはいっていきました。グループワークも前回よりも増して活発に意見交換ができ、笑顔あふれる有意義な時間となっていました。

    笑いヨガでアイスブレイク  笑いヨガでアイスブレイク

                    アイスブレイクは笑いヨガ

講義・ワークショップ

始めに、「自分が不安になること」「その不安が解消されること」という問について、個人で考え、そしてグループで共有、それから全体発表へと進みました。

次にスライドを使ったお題に対し、その答えを出すまでの過程、その時の気持ちや感情はどうなったのかということにふれる学びの時間もあり、それぞれが思ったこと、感じたことについて考えていきました。

このことが、発達障害がある子どもの特性の疑似体験となり、発達障害の定義から事例を交えた講義は深い学びになりました。



   講師:日野久美子先生  

                  

     ワークショップ  ワークショップ

   ワークショップ   ワークショップ

             ワークショップでは活発に意見交換ができました


今日のふりかえり

この講座の対象者は初心者から活動歴3年未満、また、学びなおしの方々が対象です。

今回のテーマ「寄り添う支援」に沿って、発達障害のある子どもへの特性、関わり方から、多様な子どもやその家族の支援についてとてもわかりやすく学べる講座内容に組んだ内容で、受講者もしっかり深く学ぶことができました。


            

受講者の感想から(一部抜粋)

・内容に入る前に、謎解きゲームをしたことにより、障害をもつ子どもの気持ちを考えやすく、わかりやすく理解しやすかったです。

・今まで研修を受けて、理解をしていたつもりでも、納得できていないこと、だからどうすれば・・・?と思うこともあったのですが、全てスッと心に入ってくる講座でした。わかりやすく伝えていただき、ありがとうございました。

・すごくわかりやすかった。(発達障害の子どもたちとの関わり、気持ちの部分など)不安が笑顔になれる気がしました。

・その子どものありのままの姿をみていくことの大切さがよくわかりました。声のかけ方、言葉のかけ方での対応を実践し、振り返りとしていこうと思います。

 

       

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