令和5年度 県民講師基本とスキルアップ講座 第2回を開催しました

生み出そう!創り出そう!わたしワールドの講座づくり
【5回連続講座】 

自分の好きなことや、得意なこと、これまでの学びを活かして、講師としての活動をこころざす方を対象に、講師に必要な知識やスキルを学ぶ「県民講師基本とスキルアップ講座」を開催しました。

今年度は「生み出そう!創り出そう!わたしワールドの講座づくり」と題し、5回の連続講座を実施しました。メイン講師の永松直子 (中村よもぎ直子)さん(まちの中間支援TENつなぎ代表) とともに、ゲスト講師や先輩講師にも登場いただきながら「わたしワールド」の扉を開いていきます。新しい学び、新しいつながりが生み出される様子をご覧ください。

 


 想いをカタチに 講座の組み立て方 【9月20日 (水)】 

先輩講師インタビュー

講師  講座の様子

過去に当講座を受講し、受講者が自主的に講座を開催する「マナビバ」で講師やサポーターを経験されたお2人に先輩講師として登壇してもらい、講師の永松さんからのインタビューで、自身の経験や感じたことを話していただきました。

先輩講師

 小野 ちとせさん

 (R3基本とスキル受講/マナビバ「気軽に楽しむ花とカラー」を実施)

カラーメンタリストの講師を希望されている受講者に「マナビバで一緒に講座をしませんか」と誘われて、コラボで実施しました。やってみて本当によかったです。何事も経験して楽しんだもの勝ちです。そして、他人の講座を見ることで口では伝わらない気づきがたくさんあり、とても参考になりました。自分自身も、そして皆さんもいろんな講座に参加してみることをおすすめします。


先輩講師

 伊藤 加奈子さん

 (R4基本とスキル受講/マナビバのサポーター)

自分が好きなことや心地いいと思うことが人それぞれ違ってもいいことを学び、講師像の縛りが外れ「好き」を講座にすることができました。マナビバでサポーターになったのは、仲間が緊張したり怖くなったりしたときに背中を押したいと思ったからです。フラットな自分でいることで、その場をキャッチしたり持っている力を引き出せたりできると思うので、講師になっても、無理をしないで自分を大事にしてほしいです。


その後は、先輩講師への質問を行いました。やりたいことの見つけ方やオンラインでの集客方法など様々な質問や悩みに、先輩講師が受講で得た学びや手法を伝えられました。受講者は「リアルな経験談はイメージしやすかったです」「講座を組み立てる際の気づきもありよかったです」と自分の講座への想像を膨らませながら聞かれていました。

わたしらしさを活かした講座づくり

後半は前回のワークで書き出した人生ヒストリーから強みを引き出し、私らしい講座を組み立てました。永松さんは「『好き』や『得意』、『経験』の3つが重なるところは自分の軸になるところです。その軸があると、そこからずれても、また遠回りをしても、それは幅を持ったことになり、いろんな可能性を持つことになります」と話されました。受講者は自分のプラスなことや逆境を乗り越えたことなど自身の強みを書き出し、グループで他の人からの客観的な視点も取り入れながら可視化していきました。

 

続いて、講座づくりを料理に例え、講座の素材となる伝えたい材料をテーブルにざっと広げてみました。今度はそれを相手により受け取りやすいように提供するにはどうすればいいか、考えていきました。準備(道具、洗う、計る、切る、調味料、下ごしらえ)、調理(提供先、時間、味付け、スパイス、隠し味)、盛り付け、そして、どこで誰とどんな環境で「いただきます」をするのか、自分だとどういうことができるのかなどオリジナル性を具体的に考えてながら講座プランを練っていきました。

自身と向き合うことやアウトプットすることに慣れず、戸惑われる姿もありましたが「自分の強みを書くのは難しい。でも、これがつまづいた時の役に立つと思えた」「自分がやりたいことの整理ができた」「自分がどこをゴールにしたいのかを考えるきっかけになった」と、この時間がとても参考になったとの感想が多く寄せられました。


 講座の様子 講座の様子

受講者の感想
  • まだ経験したことのない貴重なお話を先輩方に聞けたことがとても勉強になりました。

  • あっという間の時間でした。グループでシェアすることで、違う視点で物事をとらえられました。
  • 今回の内容で、自分がどこをゴールにしたいのかを考えるきっかけになりました。


トップへもどる