令和5年度課題解決支援講座 事後研修を開催しました
市町との共催により実施した講座を振り返るとともに、今後の取組みについて共通認識を図るため、担当職員と講師が一堂に会した事後研修を開催しました。
【令和5年度開催市】
佐賀市公民館支援課&協働推進課×東与賀公民館
「ひがしよか!写真プロジェクト ~写真でつながる★よかひと×よかまち×ひがしよか~」
小城市教育委員会生涯学習課×牛津公民館
「ゆるっとつながる♪ デイキャンプ in 牛津 ~みんなで話・和・輪♪~」
令和6年 3月22日(金) 課題解決支援講座 <事後研修>
取組内容紹介
はじめに、アバンセ田口館長が今年度の取組み公民館への謝辞を述べ、佐賀市、小城市の各公民館の取組紹介をアバンセ担当職員が行いました。
写真や動画を交えながら、約9ヶ月間の取組みで苦労した点や講座を実施して見えてきたことなどをふり返りました。
【佐賀市立東与賀公民館】 【小城市牛津公民館】
意見交流
続いて、講師の上野景三さん(西九州大学副学長)の進行のもと、意見交流をしました。
東与賀公民館からは「公民館職員間の情報共有を密に図り、講座に臨みました」「講座の動画編集に夢中になる住民もいた。できないという先入観を捨てて、まずはやってみることが大事だと気づいた」「公民館活動に協力してくれる住民とのつながりができた」などの声がありました。
牛津公民館からは「職員の共通理解のもと、前向きに講座に取り組めた」「体験活動の大事さをデイキャンプという形で、子どもから大人まで多世代の住民に伝えることができた」「公民館事業のサポートや地域団体に入りたいという人材が見つかった」など、会場とZoom参加(東与賀公民館)の職員全員で講座にチャレンジした感想や気づきを共有しました。
各講座の講師からは「講座を通して、地域の魅力にふれることができた。これからも応援したい」「職員の熱意に心を打たれた。一緒に企画する中で新たなアプローチが発見できた」などの感想が述べられました。
【講師(東与賀):山本 卓さん(合同会社 Light gear 代表)】【講師(牛津):百武 博文さん(佐賀県キャンプ協会 理事長)】
上野さんは「講座づくりでは、話し合いの中でいろいろな思いをひろげていくことが大事。講座はカタチにすぎない。講座は、公民館に集い、学び、つながるという住民の交流の場でもある。講座の中だけの交流で完結することなく、いろいろなチャンネルをひろげて住民との対話や交流を繰り広げてほしい」とエールを送られました。
【上野 景三 さん(西九州大学副学長)】
思いをつなぐ 新たなスタートへ
最後に、この講座を実施する地域(公民館)に代々引き継がれている『地域の課題解決への思いを込めた玉』の返還式を行いました。一年間、それぞれの公民館で事業を見守った玉がアバンセに返還され、次年度の実施地域へ引き継がれます。
佐賀市立東与賀公民館×小城市牛津公民館のこれからを応援しています!